【鬼滅の刃】星柱は男の娘……？『嫌、僕女だけど。』肆

佰弐拾参 ページ2

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目が覚めると隣にむーちゃんがいた。



周りには服が散らかっていて自分は裸。



次第に昨夜起こった事を思い出してきた。



むーちゃんは未だすやすやと眠っている。



鬼は基本睡眠は必要無い。



けれど、それでも寝ているという事は人間に戻って来ている事か……。



いや、それどころじゃない。



酔っていたとはいえ取り返しはつかない事を……。



幸い、むーちゃんは少し理性が残っていたらしく避妊具は付けてくれたっぽい。



てか…だっさいなぁ､あんな風に女見たくよがって……黒歴史確定やな……。



取り敢えず起こした方が良さそう……かな。



『むーちゃん。起きて』



肩を掴んで少し揺すってみても反応は無い。



眠りが深いんか…てかむーちゃん昨夜みたいに身体動かす事あったのかな。



『むーちゃん。ねぇってば』


無惨「ん……」



もう一度呼んでも少し寝返りを打っただけ。



僕は諦めて自分の服を着始めた。



隊服も羽織も着て普段通りの格好になる。



支度が終わった頃丁度むーちゃんが起きた。



『…おはよ。』


無惨「A……。」



むーちゃんは自分の身体を見て服を着ていない事を自覚し、頭を押さえる。



『鬼でも二日酔いってあるんだね。』


無惨「…………すまなかった」


『…いいよ、先に酔って誘う様な真似したの僕だし。』


無惨「いや……そうだが…。」


『まだむーちゃんだけでも理性保ってて良かったよ。』


無惨「いや、無かったと思うが……」



無ければ避妊具なんて付けずにぶち込んでるって。←



『てか僕の方こそごめん…あーいうの性格上慣れていなかったんじゃない？』


無惨「ああ。初めてだったな…。」



『そっか、初めて…………初めて！？』



千年以上生きていて……童 貞……！？



嘘でしょ…………！？





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