八拾漆 ページ43
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緩んだ隙に手を解放し、振り向いて煉獄と向き合う。
不死川「おい、ちょっ…___」
不死川が慌てて止めようとするも、それより先にAが煉獄の頬に手を当て、唇を重ねる。
煉獄「!?んん〜……んぅ……ん…、ぁ」
『ん……ふ…、…はっ……、』
煉獄は抵抗しAを引き剥がそうとしたが、酔ったAの力は思うより強く、剥がせないどころか、煉獄の方が段々力が抜けていっている。
不死川と小芭内は目を背け、宇髄は複雑な表情をしながら面白そうに眺め、しのぶはどう止めに入ろうかと頭を悩ませていた。
ようやく長い長い接吻が終わり、唇を離す。
『ぷはぁ……ごちそーさま♡』
煉獄「よも………………///」
煉獄は無一郎の横に倒れ、気を失った。
小芭内「煉獄でも押さえられないとなるとどうする……」
宇髄「いや、あれは美累が誘惑したからだろ……。」
不死川「どーすんだよォ…、このままほっとく気か?」
しのぶ「……取り敢えず酔いを覚まして様子を……____キャッ!!」
解決法を話していた宇髄達は気配を消して移動したAに気付いて居なく、しのぶを再び押し倒す。
しのぶ「ちょっ…………!」
宇髄達の邪魔が入る前にとAは素早く口付けをした。
不死川「オイオイホントにやべェだろ。」
小芭内「宇髄、多少強引でもいいから早く引き剥がせ!!」
宇髄「はぁ?伊黒が行けばいいだろ。そんな地味な事して嫌われたくねぇんだよ!!」
小芭内「俺がアイツより小さいの知っているだろ?!
なら、不死川でもいいから!!」
不死川「ならって何だよならってよォ!!行ったら俺もされそうで嫌だ!!
今のアイツ何か…何か………格好やべェし……」
小芭内「接吻の一つや二つ気にするな!と言うかお前だって今アイツと同じ格好だろう!
元からスケベなんだから今更気にする事じゃ無いだろ?!」←←
不死川「(グサァ」
宇髄「あ?だったら伊黒ド派手に行けよ。接吻の一つ二つ気にしねぇんだろ?だったら正面からド派手にかましてこい!!癪だけど!!」
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廣岡唯 - 面白い続きが観たい… (11月15日 9時) (レス) @page1 id: 4e6dbece94 (このIDを非表示/違反報告)
五月雨雫(プロフ) - この小説の続編から飛べませんか?無理なら、Googleとかから占いツクールを検索して弐から続編へ飛んでみてください! (5月28日 9時) (レス) id: 603d70d68d (このIDを非表示/違反報告)
ユカリ(プロフ) - コメント失礼します!こちらの作品はもう全て見たのですがこの作品の参が見れなくて…どうしたら見れますかね…? (5月28日 0時) (レス) id: 99bef8e01a (このIDを非表示/違反報告)
Negro - 五拾漆の下らへんの部下の字が部活になっとるぞ!? (2020年5月8日 16時) (レス) id: 16e8b32db3 (このIDを非表示/違反報告)
mayumi(プロフ) - 五月雨雫さん» はい、ありがとうございます!すみません!五月雨雫さんの作品なのに・・・。 (2020年1月12日 13時) (レス) id: 58f715f8f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:五月雨雫 | 作成日時:2019年11月22日 22時