四拾参 ページ46
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腰を掛けていた岩から滑り落ちて地面に座り込む。
『な、な、な、……何だったの?』
いやさ?任務で伊黒さんに僕から接吻したよ?したけどさ?
すっごい恥ずかしい。
何これ?何これ?めっちゃ恥ずい。
これだから顔良い奴は……!
本当にヤバい。別に接吻される事なんて今更だよ?でもさ?
『………………はぁ……帰ろ。』
僕はよっこらせと立ち上がる。
……羽織持ってかれた。←
『え?え……?!何で?!』
考えを放棄し帰ることに専念した。
今日驚いてばっかだなぁーと思いながら屋敷に戻った。
『ただいまー。』
玄関でそう言えばソールとルーナがトテトテと走ってきた。
ルーナ「ワン!」
ソール「ナーン」
二匹を抱き上げて第所に向かった。
ソールには朝梨あげるって言ったからなー。
ルーナには林檎、ソールには梨を切ってお皿に乗せる。
『二人とも、待て!待てだよ?』
そう言うとお皿をガン見しながらもちゃんと待ってる二人。
『よし!』
一気にがっつく二人。
偉いなぁ。まだ会って二日目だよ?二日目でここまで懐いてくれるのは嬉しい。
僕は風呂に向かった。
髪も身体も洗ってしっかり温もって風呂を出て浴衣を着る。
今に戻れば食べ終わってお腹いっぱいになったのか丸まって眠っているルーナとソールの姿が。
『ふふっ、可愛いなぁ』
思いっきし女が言いそうな言葉を言う。いや女だけど←
寝顔を眺めていたら玄関から戸を叩く音がした。
『どちら様でー?』
宇髄「よぉ、美累!任務で地味に怪我しちまって帰んの面倒いからちょっと此処泊めてくんない?」
確かに宇髄さんの腕には数箇所切り傷がある。
『どうぞー。あ、出来るだけ静かにお願いしますね?』
宇髄「あ?何でだ?」
『僕の家族が……犬と猫が起きるんで。』
そう言うと分かったと言って居間とは別の部屋に連れて行った。
『風呂、入ります?服は……僕の一番でかいの出しますけど』
宇髄「そうだなぁ、んじゃ借りるわ」
風呂の位置を教え、手拭いを渡す。
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廣岡唯 - あ…死ぬこの作品が神だ (11月15日 9時) (レス) @page39 id: 4e6dbece94 (このIDを非表示/違反報告)
わね - あ”しぬわこの作品が神すぎるっ! (2022年3月9日 16時) (レス) id: 52c0e09012 (このIDを非表示/違反報告)
わね - あ”しむは (2022年3月9日 16時) (レス) @page26 id: 52c0e09012 (このIDを非表示/違反報告)
包帯無駄遣い装置 - いいですねそれ! (2020年9月28日 20時) (レス) id: 206c89cdd5 (このIDを非表示/違反報告)
胡蝶 恵 - 富岡の指定をしてる人たち!公式では、富岡でも冨岡でも…どっちでもいいと書いてありましたよ! (2020年6月19日 6時) (レス) id: af2cedb42a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:五月雨雫 | 作成日時:2019年11月1日 22時