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拾陸 ページ18

周りの時を遅くし、自信を速くさせる。



呼吸が満足に出来ないから少し威力は落ちるものの直ぐに童魔に近づく事が出来た。



もう腕一つ分も無いぐらいの距離。



『惑星の呼吸…伍ノ型……天王の核罰・改!』



左から右に大きく振る。



けど、自身が疲れているのもあるし、呼吸が満足に出来ていない所為で首を狙ったが少しズレた。



左脇から右肩を切り落す。



頸を斬れなかったにしてもそれなりの負担にはなった筈。



もう一度攻撃をし直そうと体制を整えようとした。



『ッ!!』



しかし、右膝を地面に着けて僕は地面に倒れ込んでしまった。



このままでは再生して逃げられる。いやその前に僕を殺すであろう。



そう思ったが再生して直ぐに嘘の笑みを浮かべる。



童魔「あはは。久しぶりだよこんなに追い詰められたの!



気に入ったよ名前、Aで合ってる?かな?



もうすぐ日が昇るから今日は殺さないであげる。またね(・・・)



そう言って姿を消した。



宇髄さんが僕に向かって走ってきてくれているのを目の端に入れてから意識を落とした。






































何か、嫌な記憶を見ていた気がする。



記憶の底に閉まっておきたい過去の自分。



けど、余り覚えていなくて思い出したくもなくて…



かき消すように目を開けば天井と可愛らしい長髪の男の子、時透さんが視界に写っている。



時透「目、覚めたんだ。」



そう言ってホッと息を着いてからしのぶさんを呼びに行ってくれた。



何故此処にいるのか、時透さんが何故近くにいるのか聞きたいことはあるけど、一番気になっているのは宇髄さんの事。



『時透さん、宇髄さんは無事ですか?』



時透「起きて一言目がそれ?もっと自分の心配したら?



宇髄さんは肋の骨折と数箇所の切り傷だけ。命に別状は無いらしいよ。」



文句を言いながらもちゃんと答えてくれる。




それを聞いて安心した。深い息を吐いて落ち着く。




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廣岡唯 - あ…死ぬこの作品が神だ (11月15日 9時) (レス) @page39 id: 4e6dbece94 (このIDを非表示/違反報告)
わね - あ”しぬわこの作品が神すぎるっ! (2022年3月9日 16時) (レス) id: 52c0e09012 (このIDを非表示/違反報告)
わね - あ”しむは (2022年3月9日 16時) (レス) @page26 id: 52c0e09012 (このIDを非表示/違反報告)
包帯無駄遣い装置 - いいですねそれ! (2020年9月28日 20時) (レス) id: 206c89cdd5 (このIDを非表示/違反報告)
胡蝶 恵 - 富岡の指定をしてる人たち!公式では、富岡でも冨岡でも…どっちでもいいと書いてありましたよ! (2020年6月19日 6時) (レス) id: af2cedb42a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:五月雨雫 | 作成日時:2019年11月1日 22時

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