四拾伍 ページ48
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『何処見て何を言ってるんですかこの変態!』
宇髄「あ?俺は変態じゃねぇよ!」
『兎に角!おやすみなさい!!』
そう言ってさらしを持って部屋から出た。
自分の寝室に戻って布団を敷き、机に向かう。
毎日書いてる日記を開き、今日あった出来事を書く。
今日一日で何か色々あったな……(遠い目)
午前中は不死川さんとお萩食べてルーナ連れてかれそうになって任務行って帰りには鬼の一番上の無惨に会って接吻されて羽織持っていかれて屋敷に戻って最後は宇髄さんが訪問してきた。
濃い一日だったなぁ……(頭抱え)
書き終えた日記をパタンと閉じて
今は三時を回っている時間帯。目を閉じれば自然に意識が遠のいて行くのが分かった。
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「うぅ……ぐすっ……痛いよぉ……何で?何でなの?ねぇ……____!」
「ごめんね、ごめんね私が弱いばかりに貴女に辛い思いをさせて……!」
「もうヤダよ何で?私は女だよ?ちゃんと女の子だよ?髪も伸ばしたいのに何で男の子のフリをしないといけないの?」
「……そ、れは…………ごめんね、私が貴女を男で産んであげていれば……!」
___違う、私は男に産まれたかったんじゃない、謝らないで……!
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「お前は今日から女として生きろ。良いな?」
「な、何で?____が男として生きろって言ったんでしょ?何で今更……!」
「あ?俺に口答えすんのか?女の分際で俺にモノを言うんじゃねぇ!!」
バキッ
「いやぁ!!辞めて!辞めて痛い!!」
「黙れお前は今日から……__だ。喜べ」
「違う!僕は!僕は!!」
「お前は女だ一人称は私以外認めん。俺に口答えすんのなら地下に放り込むぞ!」
「いや!いやぁぁ!」
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目を開けると見慣れた天井。
何か夢を見てた?何も覚えてない。
襖の隙間から指す日差しが憎いくらい眩しい。
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廣岡唯 - あ…死ぬこの作品が神だ (11月15日 9時) (レス) @page39 id: 4e6dbece94 (このIDを非表示/違反報告)
わね - あ”しぬわこの作品が神すぎるっ! (2022年3月9日 16時) (レス) id: 52c0e09012 (このIDを非表示/違反報告)
わね - あ”しむは (2022年3月9日 16時) (レス) @page26 id: 52c0e09012 (このIDを非表示/違反報告)
包帯無駄遣い装置 - いいですねそれ! (2020年9月28日 20時) (レス) id: 206c89cdd5 (このIDを非表示/違反報告)
胡蝶 恵 - 富岡の指定をしてる人たち!公式では、富岡でも冨岡でも…どっちでもいいと書いてありましたよ! (2020年6月19日 6時) (レス) id: af2cedb42a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:五月雨雫 | 作成日時:2019年11月1日 22時