３２０話「探していない場所」 ページ36
まだ探していない所...。
図書館は本気で探そうと思ったらキリが無いだろう。広い上に本が物凄い数ある。
交番は真っ暗な中をまだ調べられていない。
オフィスだって、シンさんが厳しいと言ったとはいえ...IDカードが手に入ったから何かしらの情報があるかもしれない。
この階のロッカールームは中を開けられてないから、何かが入っている可能性もある。
そんな中、サラちゃんが提案したのは...。
サ「ロッカールームの中は...どうだろうか。」
ロッカールームだった。
ヒ「せまいし、すぐに調べ終わったけど...。」
サ「いや、部屋のことじゃない。
ロッカーの中身だ。」
ギ「そんなの解錠できなきゃ、調べられないワン...。」
サラちゃんの考えに同意だけれど、固く閉ざされたロッカーはビクともしないので...ギン君の言う通り、開けることは出来ない。
シ［いや、それならできるかも...！
IDカードを使うんだ。］
ラ「え...！」
シ［番号を忘れた時とか...そのIDカードで解除するハズだからね！］
アリ「だが、待て...。
妨害者メイプルは、どうする？」
『エレベーターが動かなくなってるんです。
下にも残ってる人がいるから...放置する訳にもいかないんです。
......何か原因は分かりますか？』
シ［え...？エレベーターが...？
おかしいね...。］
遠隔で操った訳では無いみたいだから...故意か偶然か...そのどっちかなんだね。
サ「マイさんのデータを...さっきの画面に表示できますか？」
シ［そっか...！待ってね...。］
クルマダさんの画面からマイさんの画面に切り替わった。
表示されているマイさんの状態は正常であり、充電が激しく減っている訳でも無いため、破壊や損傷の問題無い事が分かる。
サ「少なくとも今、マイさんは無事...ってことですね。」
シ［うん！壊れてたらドクロマークご表示されるもんね！］
それは...知らない情報。
ギ「じゃあ、筋肉ゴリラも...！」
『マイさんやケイジさんが一緒なら...あれ以上の怪我は無いかもね。』
アリ「なら...先に充電器を探すしかないだろう...！
このまま見捨てるのも...胸くそ悪いからな...！」
ク「...お前ら......。」
シ［ボクは、エレベーターの操作が出来ないかコンピュータ内部にアクセスしてみるよ！］
『......分かりました、お願いしますね...シンさん。』
シ［う、うん...！
キミ達を見てると協力したくなるんだ...ヒヨリくんにはヒミツにしてね！］
サ「行こう...！みんな...！」
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伊豆花織(プロフ) - シロヌコさん» コメントありがとうございます！こちらこそ読んで下さってありがとうございます！もうストックが無いので今必死で書いてます笑 (2022年3月21日 16時) (
レス) id: 32bef120c2 (このIDを非表示/違反報告)
シロヌコ(プロフ) - あっ誤字りましたごめんなさい (2022年3月21日 16時) (レス) id: 0ef19d134d (このIDを非表示/違反報告)
シロヌコ(プロフ) - 仕事がとても早い、プロフェッショナルですね！自分とは違って作品書き上げる速度が本当に速い、、さすがすぎます (2022年3月21日 16時) (レス) @page50 id: 0ef19d134d (このIDを非表示/違反報告)
伊豆花織(プロフ) - 雨玉さん» コメントありがとうございます！ううっ…もう少しで例の悲しすぎるシーンを書かなくちゃ…辛すぎます...泣 (2022年3月21日 16時) (レス) id: 32bef120c2 (このIDを非表示/違反報告)
雨玉(プロフ) - この作品むっちゃ好きです。ぅぁ、アリスさんがぁ、ｸﾞｽﾞｯ、切ない… (2022年3月21日 10時) (レス) @page50 id: 7f17357805 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：伊豆花織 | 作成日時：2021年11月23日 20時
