びいどろ【沖田総悟】

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此れは、遠い、遠い、記憶

今は亡きあの人の子守唄にも似たような優しい声が頭の中で木霊した。

彼の日手にしびいどろひとつ

空に翳して我何思ふ

闇に隔てり花と水

孤独を知して何を得ん

透明のガラス玉の中にある疎らな臙脂鼠色。
其れを結われた私の髪の毛に挿すとあの人は、似合っています、とだけ言って満足そうに笑った。

「さあ、帰りましょうか」

私の左手が大きな手に包まれる。
肉刺だらけで硬くともなんだか心地良くて、とてもあたたかかった。

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attention

こちらは銀魂、沖田寄りの長編夢小説です。

ギャグ＜シリアス

できれば原作に沿いたいですが。
時系列は無視しないよう尽力いたします。

お時間がある方は少しお立ち寄りになってお休みくださいませ。

追記(2021.2.28
既に一話を読んだ方すみません
編集をチビチビし直しまくってます。
そのためもう一度読み直して頂けますと有り難いです。

・執筆状態：連載中