【刀剣乱舞】毛利の脇差 .二【鬼滅の刃】

番外編No.01 ページ8

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雨が鬱陶しい日々ですが、久しぶりに晴れ、暑かったので番外編を作ってみる事にしました。興味の無いという方は飛ばしてください。頑張ってホラーにしたいです(無理かもしれない)(途中で終わるかもしれない)





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「無理、無理です。ほんと、無理です。勘弁してください」


丁寧語になる樹。青ざめた顔から冷や汗が垂れる。ほんと、勘弁してください。繰り返す様にそう言いながら、その場から動かない樹に痺れを切らし、腕を掴む



「無理とか言ってる場合じゃないです、ここに鬼の気配があるんです。行くしか無いでしょう」
「なァァーいぃぃないないなーい！！鬼も正気じゃないだろう絶対！！普通こんな如何にも出ますみたいな所に入るか普通？！！」
「そういう場所だからこそ人が来ない！！つまり鬼が入り易いんですよ！！」
「何なんだ本当に！！！！！鬼って奴は！！！」



あ"あ"嫌だ嫌だ。駄々をこねる幼子の様な樹。無駄に美丈夫な顔なのがムカつく。涙を溜め、懇願する瞳



…よろしい。ならば強行突破だ





「…樹？」
「なっなんだ！やっとあきら」


「一寸寝ててください」




手刀を首に入れ気絶させる。ぐたりとした樹の隊服の首元を掴んで引きずる



「…にしてもこの建物。肥前国の本丸の印と似た感じの印が…」





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