ディズニーのお話。［アトモスメイン］ (ページ17)

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Sunflower [Anemone］ページ17

みなさん、初めまして！

私はウェルカムフラワーバンドのメンバー、A・アネモネです！

私のお花は名前の通りアネモネ！

ゲストの皆さんの前ではアネモネって呼ばれているけれど、他の時はみんなファーストネームのAって呼んでくれるの！

ガーベラの色違いの白い衣装をいつも着ていて、スカートの部分の花びらの感じとハットはアネモネになっているけど、それ以外はガーベラとお揃いで双子みたいって言われるんだ！

あ、ちなみに髪型はおろしているよ。

バンドでは、ダンスとコーラスが中心だよ！

っと、自己紹介はここまでにして、お話へどうぞ！

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『ガーベラ！』

G「あ、A！」

『あのね、ここの部分のダンスちょっと変えてみたんだけど、見てくれない？』

G「もちろんよ！」

『ありがとう！じゃあやって見るね』

馴染みの音楽に合わせて、新しくしたダンスを踊る。

『どうかな？』

G「いいと思うよ！特にね、スカートがふわってなるところがすごくカワイイ！」

『ありがとう！じゃあこれからはこっちのダンスにしよっと！』

ガーベラと2人でニコニコ話しているとそこに男子組がやってきた。

S「A、ガーベラ。

おはようございます！早いですね、2人とも」

『ガーベラに、新しいダンス見てもらってたのよ！』

S「そうなんですね！

あれ？A、その髪飾り…」

サンフラワーが私の新しい髪飾りに気付いたのか、顔を近づけて私の髪に手を伸ばす

顔が近いっ………………

S「可愛いですね。似合ってます(ニコッ」

『………………っ//////////////

あ、ありがとうっ』

S「では、練習しましょうか！」

G「はーい！」

今の反応で、わかった方もいるんじゃないかしら？

そう。私はサンフラワーの事が好き。

紳士的な態度。優しい声。爽やかな笑顔。

全部が大好き。

だけど、この恋はきっと叶わない。

サンフラワーは、きっと私のような人よりも、ガーベラみたいな明るくて可愛い子が好きだと思う。

でも、それでいいんだって自分に言い聞かせているけれど、さっきみたいなふとした瞬間にときめいてしまう。

どうして？どうしてなの？

私に気がないはずなのに、どうして髪飾りに気付いてくれるの？

どうして私に触れてくれるの？

私はそんなサンフラワーが好きだけど、

逆に切ない。