金に光る青鬼 ページ44
No side
ky「お、マリさんや。」
『あら、きょーさん！こんにちは！』
ky「おん、俺青鬼なんよ。そうニコニコして緩やかに逃げなさんな。もっとこうキャーとかないんか」
ら民さん達は一度観戦に移り、通常青鬼ゲームをやっている。青鬼は金豚きょーだ。
『うふふ、青鬼さんより戦争の時に見たあのキメラ達の方が少々ホラーチックだったので。慣れてしまいました。』
ky「それはそう。おらー食っちまうぞー」
『きゃー！うふふ』
gn「んだよゆるふわカップルかよ」
tr「あそこだけめっちゃ空気がふわふわしてる…」
gt「めっちゃかわいい笑顔のマリの写真撮れたからまぁよしとしよう。
マリ〜！こっちだーーー！」
ぐちつぼの声がマリの耳に入ると、マリはふわりとそちらを向いた。
『！！ぐちつぼさん！』
gt「ﾊｧｯｯｯ」
愛しい人が振り向きざまに見せた笑顔の破壊力はそれはもう輝かんばかりの女神の微笑みのそれだった。
だがマリの後ろには青鬼が居る。
gn「ちょちょちょぐっち逃げるよ？！」
gt「わかってるわかってる心臓破裂しそう動画撮れてる俺ナイスぅ！！」
tr「いやほんと今のずるすぎうやらま…死罪だわ」
gt「死罪？！？」
『たらちゃんとげんぴょんさんもいらしたんですね！とりあえず地下室はまだ空いてないので3、4階でまきましょうか』
ky「おら待てや〜」
階段をかけのぼる4人組を追う青鬼。
ut「あっマリちゃ、ｱ"ｧﾝ♡」
zm「ｳﾜｧｧｧｱ大先生のせいで前見えへんｧｧｧ！！」
si「ｴ?」
階段を登る最中に事故で何人か巻き込まれて喰われた男達も居たが、マリ達は無事に青鬼を巻いた。
『途中で鬱さんとゾムさんと死神くんを巻き込んでしまい申し訳なかったですが…』
gt「まぁ俺らが生き残れたからいいでしょ」
tr「地下室で羊毛手に入れたから開けに行く？」
『もう少し様子見てからの方がいいんじゃないでしょうか』
gn「マリちゃんに賛成〜あ、そうだ。俺達とも写真撮ろうよさっきらっだぁにクソほど自慢されてウザかったんだよね」
各々とツーショットを撮り、4人で写真を撮る。
『うふふ、写真撮るのって楽しいですね。』
tr「わかる〜自撮りめっちゃたのしい〜」
gt「写真映り悪すぎだろ俺…」
gn「ぐっちめっちゃ顔ガッチガチで草」
gt「近すぎて緊張しちまうんだって………」
すると上の水場を通ってトントンが降って来た。
tn「あ、どうも。青鬼連れて来ちゃいました。にげてぇ〜」
ky「豚同士仲良くしようや〜ってお前らさっきぶりやな〜」
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作者名：その辺の夢女 | 作成日時：2023年7月31日 14時
