とある国家総合会議 ページ40
No side
rd「……今日集まってもらったのは他でもない…マリの話ですよ。」
gt「……」
新生運営国の会議室。各国家のトップや世界の強豪の集まった威圧感のひしめき合うこの部屋で主催のらっだぁが放った一言は周りの空気の圧をさらに強めた。彼女の寿命がもう少ない事は周知の事実だった。
そんな彼女は会議中寂しくないようにとイナリと共にntj国のトラゾー領地へ旅行に行っている。
kr「俺が死に物狂いで開発した不老不死の霊薬も、要らないって言われちゃったしなぁ〜」
nk「なんてもの作ってるの？！！最近隈酷いと思ってたら…」
kr「ハハ、まぁマリさん泣きながら謝らせちゃったけど、ハグ貰えたからまぁプラスですよ。泣き顔も可愛かったなぁ…」
そう言って隈を作った若い黄色の医者は頬を染め心底うっとりとした顔をした。
gt「俺の嫁さん一癖も二癖もある変人に好かれやすいなァ…」
kn「嫁さんアピールやめて貰えます？？？？？」
gn「それはぐっちも例外じゃないでしょ」
gt「何も言えねぇわ」
随分話が逸れているのに痺れを切らしたらっだぁは、机をバンバンと叩き周囲の注目を集めた。
rd「本題！！！マリと(マリが死んだ後の俺達の心の支えの為にも)思い出作りをしたい！の会議でーす！」
はいはーいと挙手するのはpikt王国国王ぴくとはうす。
pk「思い出作りなら僕んとこのカメラ技術、最近高画質高音質録画機能付きの大変すんばらしい物があるんですけどどう？買う？」
nk「僕達の分は必要経費で落としといてください」
pk「ええ？！人数分？！」
knt「もちろんです。」
pk「マジかぁ………」
gr「俺らの分も必要経費で落として♡」
tn「ハートが邪悪すぎるんだよなぁ…」
trz「ちなみにお幾らなんです？」
pk「十ｩﾝ万円っス」
trz「安い！買った！！」
pkt「まいど〜！！」
pe「このクオリティでその値段はヤバいでしょ！ちょ、ウチに輸入したいんで後でお話しましょぴくとさん。」
また話が脱線している。するとナカムがまた挙手をした。
nk「思い出作りって何するんですか？」
rd「ウチの国で皆んなで脱出ゲーム何回かやりたい」
gr「私としてはntj国で行ったあのバトルロワイヤルの続きが見たいのだが…マリは参加できそうにないしな。」
yk「マリもそれ言ってたから、やっていいんじゃない？」
rd「ならそれもやろっか」
ナカムの起点によりどんどん話が進んでいく。
あれがいいこれがいいと話をしているうちに、夜が明けていた。
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作者名：その辺の夢女 | 作成日時：2023年7月31日 14時
