黒猫のお兄様のお友達 ページ4
《初めまして。私はマリと言います。突然押しかけてしまって申し訳ございません。どうしてもお聞きしなければいけない事がございまして。
クロノアという方をご存知ないですか？》
pe［初めまして、ぺいんとです。
クロノアさんは僕や隣の死神との共通の友人です！従兄弟さんでしたよね？話はいつも聞いてます！］
《そうなのですね。島の島民や父がお世話になっています》
pe［いえいえ！彼らもすぐにうちの国にも馴染んで、よく働いてくれています。連絡を取りたいならクロノアさんにお手紙渡しますよ。］
《ありがとうございます。それをお願いしたく来たので…すぐにゾムさんに連れて行かれたので手紙がまだ準備出来ておらず、すみません。すぐに書きますので少々お時間いただきますが大丈夫でしょうか？》
pe［はい！ゆっくりで大丈夫ですよ。］
ぺいんとさんはニコニコしてペンを走らせる。優しい方でよかった…。
pe［そうだ！マリさん、1ヶ月後ぐらいに僕の国でパーティーを開くので是非いらしてくれませんか？クロノアさんと長靴の猫さんも居るし、pikt王国の知人を招待しても大丈夫なので！］
《本当ですか？！久しぶりにクロノアお兄様やお父様に会えるのはまだ当分先だと思っていたので嬉しいです！是非私の生徒達を招待して向かいます。》
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
si side
目の前で筆談するぺいんとさんとクロノアさんの妹さんのマリさん。ぺいんとさんがパーティーに招待した文を読んだ瞬間彼女の目は輝き嬉しそうに頬を薄くピンクに染め微笑む。
si「………可愛すぎるぅぅ…ウチに欲しすぎるぅぅ」
zm「流石に姐さんからのお願いでも無理っすよ〜」
os「いやマリちゃんはウチの国の子やないでゾム」
zm「ヴッ…」
ピーマン食べた子供のような顔をするゾムさん。おもろ。
si「ぺいんとさん、ぺいんとさん。
ぐちつぼさん達も来るって言わないんですか？」
pn「感動の再会はサプライズじゃないとダメでしょ！」
si「確かに！！！！」
やはりこの半堕半天使天才じゃん！
レターセットに生徒さん宛ての手紙やクロノアさんのお手紙を書いているマリさんの横で雑談する。
si「いや〜全部片付いてからウチの領地に勧誘するかな〜」
os「お？ウチと戦争します？」
si「この人怖いよぺんさん！！！」
カッと目を見開きこちらにジリジリと突き刺さる妖力をあてるオスマンさん。ひぇー！浄化されちゃう！！
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作者名：その辺の夢女 | 作成日時：2023年7月31日 14時
