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勢いよくおんぶのまま出てきたからみんな目が点だった。
『ｸﾞｽｯ、轟、降りる』
轟「おう、立てるか？」
轟が少し屈んで降りやすいようにしてくれた。
『うん。ありがとう』
轟「っっ！」
轟の顔を見上げてお礼を言う。
轟「か、可愛い…」
『…へ』
勝己「ときめいてんじゃねぇくそが！」
バシッと轟の頭を叩くかっちゃん。
峰田「オイラがその立ち位置のはずだったのに！！
うるうる涙上目遣い！！！」
勝己「おいぶどう頭、頭のぶどう潰すぞ」
峰田「ひぃ」
怒っていたかっちゃんだけど、
私がまだぐすってるから親指の腹で涙を拭ってくれた。
勝己「泣くんじゃねぇ」
『うぅ…』
緑谷「
勝己「ちげぇよ、怖かっただけだろ」
『もう2度やりたくない』
八百万「確かに今回はクリオリティが高かったですわ」
ゴール地点に待っていたピクシーボブがヨシヨシって暖かいお茶をくれた。
みんながゴールするまでかっちゃんの後ろにベッタリな私。
かっちゃんの袖をギューッと握りしめている。
切島「
『……』
切島に顔を覗き込まれて、さらにかっちゃんの後ろに隠れた。
切島「え！俺なんかした！？」
勝己「目腫れてるから晒したくないだけだ」
『そういう事です』
切島「そんなこと気にしねぇのに！」
芦戸「女心がわかってないなぁ切島！」
『三奈〜』
私たちの次の瀬呂、三奈ペアがゴールしたらしい。
現れた三奈にギュッの抱きつく。
『怖くない！？今回怖すぎない！？』
芦戸「怖かったけど超楽しかった！」
切島「爆豪振られたな」
勝己「ﾁｯ」
私がかっちゃんの背中に張り付いていたのがどうやらご満悦だったみたいで
早々に離れたから少し機嫌が悪いらしい。
『三奈とは分かり合えん』
芦戸「なんでよ！」
三奈から離れてかっちゃんと隣に戻る。
芦戸「それよりも、上鳴と耳郎だよ！」
『はっ！！！』
三奈と仲良く腕を組んでゴール目の前で待ち構えた。
切島「目気にしてなかったか？
緑谷「女子って難しい」
勝己「…………」
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りさ(プロフ) - 続き楽しみにしてます！ (7月17日 13時) (
レス) @page50 id: abbef9466e (このIDを非表示/違反報告)
あいなん - さりげなくかっちゃんがちゃんと彼氏してるのがいいです！！そして、実は轟くんと主人公ちゃんとの絡みも好きです！！今後の3章も楽しみしてます！！！ (2023年4月8日 13時) (レス) @page9 id: 22df992226 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カレン
| 作成日時：2023年4月8日 13時
