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本当に申し訳ないけど
毎回毎回叫びながらやっとの思いでぬいぐるみをゲット。
『え、ぬいぐるみっていうか、藁人形！？』
轟「…だな」
『お願い轟持って』
轟「…あぁ」
不気味な藁人形を轟へ預ける。
てかそもそも長くない？
こんな気合いの入った肝試しなんてある？
あ、ここは雄英だった…
___足をくれ〜
『ひゃあーー！！』
腰が抜けて、座り込む。
轟「お前、そんな叫んで疲れないか？」
『好きで叫んでない！』
だれが好んで叫ぶか！
もうやだ…。
目にじんわり涙が浮かぶ。
轟「…どうした？立てないのか？」
『…ｸﾞｽｯ』
轟「なっ…泣いてるのか！？」
『腰抜けたぁ…うぅ…』
ペタンと座り込んでると
轟がローソクを下に置いて、私の前に背を向けて屈んだ。
轟「爆豪に怒られるかもしれねぇけど」
『…おんぶ？』
轟「お前立てねぇだろ？」
『……かたじけない』
轟の肩に手を回すとよいしょっと持ち上げてくれる。
轟「ローソクは持てねぇから置いていく」
ボォっと急に熱くない火が轟に纏って
周囲がさっきより明るくなった。
エンデヴァーの熱くないバージョンの火だ。
こっちのが明るくて怖くない。
『藁人形は？』
轟「ポッケにしまった」
脅かされながら、ゴールへと向かっていく。
『轟ごめん、重いのに…』
轟「ヒーロー科が人ひとり抱えられねぇのはヤバいだろ」
��むしろ軽いよ��って言葉はまったく期待していなかったけど
やはり回答は轟節だった。
『かっちゃんには私が怒られるから』
轟「あいつはお前には怒らないと思う」
『私が立ち向かう』
轟「…俺を庇うと拗れそう」
『……確かに』
___ガサガサ
『ひっ』
轟「また茂みの音…」
音の方を振り向くと、底には血塗りの白装束の着物を着た女の子。
特殊メイクしてて誰だか分からない。
本当にB組なの！？
___藁人形を返せぇーーーーー
白装束の女の人が私たちを追ってきた。
『ととととととっ、轟！走って！！！！！』
轟「お、おう」
なかなかの速さで追いかけてくる。
むり！こわ！
やっとゴールらしきお供えコーナーを見つけて、
轟の火でローソクをともし、藁人形を置いて、出口まで走った。(轟が)
勝己「轟てめぇ！！！！！」
峰田「なに楽しんでんだよ轟！！！！！」
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りさ(プロフ) - 続き楽しみにしてます！ (7月17日 13時) (
レス) @page50 id: abbef9466e (このIDを非表示/違反報告)
あいなん - さりげなくかっちゃんがちゃんと彼氏してるのがいいです！！そして、実は轟くんと主人公ちゃんとの絡みも好きです！！今後の3章も楽しみしてます！！！ (2023年4月8日 13時) (レス) @page9 id: 22df992226 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カレン
| 作成日時：2023年4月8日 13時
