虹探し 8 ページ49
主人公side
貴「見合いパーティーか。
ツナも偉くなったもんだよな…」
ホテルから帰り、帰路についたオレは1人そんなことを呟いていた。
妙な事に巻き込まれたとは言え、オレはただ虹の守護者として名乗りをあげるだけ。
やることは簡単…だが、当日はそうもうまくはいかないだろう。
なぜなら『敵』の狙いはツナに婚約者を探させることなんだから。
単に虹の守護者を狙いたいのならば、直接オレに接触すれば良いはず。
だが、相手はわざわざボンゴレを巻き込んで虹を探すように動かした。
虹の守護者がボンゴレに受け入れられるようにしたかったのか？
分からない、相手が何を考えているのか…。
それに一番分からないのは、どうやってオレやシエロのことを知ったのかだ。
9代目から漏れた線は消えた…っていうことは、オレたちの身近な人間からリークされた可能性は高い。
未来での戦いのことまで知られているのなら、その人数はさらに限られてくる。
あの未来の記憶を引き継いだ人間はそう多くはないのだから。
貴「…性別不詳の最強の守護者、ね」
9代目からいただいた偽の資料のコピー。
それに書いてあった情報を思い返し、私は思考を巡らせる。
貴(そういや最近、白蘭の動きが怪しいような…今週末だってユニちゃんのところに行くって言ってたけど、本当はどうしてるのか…)
いつのまにか白蘭を疑いそうになった自分にハッとして、オレは慌てて首を横に振る。
貴(今の白蘭はそんなことしない。絶対にしない。でも、それなら誰が…)
オレが狙われているだけなら良い。
だが、ボンゴレを…9代目やツナを巻き込むのは許せない。
不意に、今日会った9代目の微笑みを思い出す。
隠そうとはしていたが誰がどう見たって9代目は疲弊しきっていた。
オレやツナをこの件に関わらせるのにどれだけの苦悩を重ねくれたのかは想像に難くない。
9代目はオレやツナを、幹部たちのようにボンゴレの権威を保持するための手駒として見ない。
人間として見てくれているからこそ、あそこまで苦悩した上で打ち明けてくれたんだ。
貴(…9代目の憂いは、必ずオレが晴らす。)
決意の炎が胸の中で揺らぐのを感じた。
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らっく(プロフ) - オハオハ＃さん» 初めまして、コメントありがとうございます。とんでもございません、まだまだ拙いところがたくさんありますが、これからも文章力を磨けるように頑張っていきます！オハオハ#さんも頑張ってくださいね！ (2018年10月19日 10時) (
レス) id: b617ebd231 (このIDを非表示/違反報告)
らっく(プロフ) - まおさん» こにちは、コメントありがとうございます！Twitterフォローしてくださってるんですね。なるべく鍵アカのほうでフォロバしてるつもりですができていなければお声がけくださいね。応援ありがとうございました！ (2018年10月19日 9時) (レス) id: b617ebd231 (このIDを非表示/違反報告)
オハオハ＃ - とても面白いです。高評価させていただきました。私も今日初めてリボーンの小説を投稿しましたが私より文章力があってうらやましいです！これからも更新頑張ってください。 (2018年10月15日 20時) (レス) id: c0c82837f5 (このIDを非表示/違反報告)
まお(プロフ) - こんにちは(^○^)らっくさんの作品は最初から今まで楽しく読ませていただいています。これからも、更新頑張って下さい＼(^-^)／応援しています。ちなみにTwitter藻、フォローさせていただいています。 (2018年10月15日 11時) (レス) id: ced873899f (このIDを非表示/違反報告)
らっく(プロフ) - 評価・お気に入り登録増えてて嬉しいです！最近はお気に入り作者にも登録してくださる方が増えてウキウキです〜ありがとうございます〜！ (2018年10月14日 19時) (レス) id: b617ebd231 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2018年9月8日 18時
