←方通行な想いたち 3 ページ29
京子side
仲良くおしゃべりを始めた獄寺くんとハルちゃん。なんとなく話の輪に入るのも悪くて1人離れていると、ツナくんがこっちを振り返った。
ツナ「あ、ねえ。京子ちゃんはいつからテスト勉強始めるの？」
京子「へ？えっと…中間試験の勉強なら、そろそろかな。」
貴「やっぱそれくらいだよな。
うーん、高校の授業結構寝ちゃってるから心配かもしれない」
ツナ「いや、Aなら大丈夫だよ…。
京子ちゃんもそう思うでしょ？」
京子「うん、Aちゃんならきっとまたトップだよ♪」
自然と会話にひきいれてくれて、私はツナくんの一言一句になぜかドキドキしながら彼の隣に並ぶ。
ツナくんは優しい。中学で初めて話した時もわざわざ全裸になって面白いギャグを披露してくれたし、マフィアの人たちと関わってもずっと変わらないまま…あったかい雰囲気のままで私たちと一緒にいてくれる。
私はそんなツナくんを見ていると、不思議と胸の中がポカポカして幸せな気持ちになるんだ。
でも、なんでだろ…。
ツナ「A、またしばらく任務多いの？」
貴「ああ。とは言っても日本での任務だからすぐに終わるよ。何か予定が？」
ツナ「あ、うん。その…よかったら中間テスト終わったらどこか遊びに行かない？」
貴「おお、いいな。夏前だし潮干狩りでも行くか？」
ツナ「し、渋いよ…趣味が…」
ツナくんがAちゃんと話してる時の笑顔に、たまにもやっとしちゃう時があるんだ。
2人はお友達なのに、こんな嫌な気持ちになることなんてないのに…。
『京子。私は京子の味方だから応援してるよ。でも…いつまでも気づかないままだと取られちゃうんだからね！？』
それは去年の今頃にも2人を見て同じようなイヤな気持ちを抱いていた私に花が言ったセリフ。
あの時はその意味がよくわからなかったけど…なんだか最近は少しずつその意味を理解できてる気もするんだ。
京子(…私、どうしちゃったんだろ)
なんとか2人の会話に混ぜてもらいながらそんな自己嫌悪に近い感情を抱いたその時…
白蘭「や♪綱吉クンたちじゃない」
私たちの数メートル前方に、他校のブレザー制服を着た男の子。
ツナくんのお友達の白蘭くんがひらひらとこちらに手を振っていた。
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らっく(プロフ) - オハオハ＃さん» 初めまして、コメントありがとうございます。とんでもございません、まだまだ拙いところがたくさんありますが、これからも文章力を磨けるように頑張っていきます！オハオハ#さんも頑張ってくださいね！ (2018年10月19日 10時) (
レス) id: b617ebd231 (このIDを非表示/違反報告)
らっく(プロフ) - まおさん» こにちは、コメントありがとうございます！Twitterフォローしてくださってるんですね。なるべく鍵アカのほうでフォロバしてるつもりですができていなければお声がけくださいね。応援ありがとうございました！ (2018年10月19日 9時) (レス) id: b617ebd231 (このIDを非表示/違反報告)
オハオハ＃ - とても面白いです。高評価させていただきました。私も今日初めてリボーンの小説を投稿しましたが私より文章力があってうらやましいです！これからも更新頑張ってください。 (2018年10月15日 20時) (レス) id: c0c82837f5 (このIDを非表示/違反報告)
まお(プロフ) - こんにちは(^○^)らっくさんの作品は最初から今まで楽しく読ませていただいています。これからも、更新頑張って下さい＼(^-^)／応援しています。ちなみにTwitter藻、フォローさせていただいています。 (2018年10月15日 11時) (レス) id: ced873899f (このIDを非表示/違反報告)
らっく(プロフ) - 評価・お気に入り登録増えてて嬉しいです！最近はお気に入り作者にも登録してくださる方が増えてウキウキです〜ありがとうございます〜！ (2018年10月14日 19時) (レス) id: b617ebd231 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2018年9月8日 18時
