逃げるように ページ37
丸山side
寂しい顔のままのAちゃん
隆「なぁ、」
A「ん?」
隆「…… 無理やり、笑顔作らんでいいんやで?」
ちょっと前で歩く貴方は、少し下を向いて
A「もぉー。ひどいね」ニコ
そういって
笑顔で振り返った
A「もう帰ろっかな」
花火大会はあと十分で終わる
隆「……Aちゃん 。」
A「電車次の乗らないと」トコトコ
先々と、早く歩く
隆「亮ちゃんのこと、好きなんやろ??」
僕は思いきって言った
このままは、あかん
すると、立ち止まり
僕に背中を向けたまま
A「…………好きだよ」
隆「それやったら、なんでなんで逃げんの?」
A「…………ごめんね。今日付き合わせちゃって」
ぼくの質問には答えてくれず
また歩いて行った
隆「まってて!!…………絶対、絶対亮は来るから!!」
A「もう来ないよ。」
ボソッと言ったAの言葉は
僕に届いた
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作者名:みどりんこ | 作成日時:2017年4月5日 21時