番外編：元の世界の話(ヒロアカ要素有り) ページ3
━━━ オンボロ寮 ━━━
今日は学校がお休みだからオンボロ寮でティータイムをしていた
ユウ「ずっと思ってたんだけどさ……Aちゃんってどんな中学校行ってたの？」
「んー？…雄英に入学した子がいた普通の学校かな？」
ユウ「雄英！？てことは、強個性だったの？」
「2人居たんだけど、1人は強個性だったよ？もう1人はな、な、なんと！
無個性でした！」
ユウ「すっご！」
「すごい努力してたんだよ！その子！
日に日に筋肉が付いていってんの！ユウは個性持ってんの？」
ユウ「いや、僕は無個性なんだよね。地元が個性持ってない人の方が多かったから、何も無かったけど。」
「……確かにイジメみたいなのはあったな。その2人もそんな感じだったし……でも！
私が思うにその2人は仲良しだと思うんだよね〜。
幼馴染らしいし！」
ユウ「雄英の体育祭、僕見たんだけど…無個性の子いたかな？」
「私あの日雄英の護衛に行ってたから観てたんだよね〜。
えとね、緑谷出久くんと爆豪勝己くんが同中」
ユウ「ええ！？あの2人！？てか、あれ観れたの！？」
「観れたって言っても、あれだよ？常に神経尖らせて、呪霊が出そうになったら気付かれないように祓って〜みたいな。」
グリム「よくわかねぇけど、オマエも大変なんだゾ…」
「そーなのー！！ギューッ
平穏な高校生活は送れてないんだ…！腐ったミカン反対！！」
ユウ「ミカン…？中学は？一応普通の学校なんでしょ？」
「うん！だけど、毎日訓練してたからね…。友達と出かけた事無かったもん。
学校では勝己くんと結構仲良くしてたし、優しくしてくれてたから楽しかったけどね！」
ユウ「え、あの人と仲良かったの…？結構野性味溢れる人だなていう印象だったけど。ここでいうサバナクローの人。」
「まあ……否定は出来んわな。人の事モブとか言うし」
ユウ「それはイメージ通り……。幼馴染では無いの？」
「うん、私の幼馴染は恵だから」
グリム「あの、クールな奴か」
「そうそう。通ってた学校は違うのよ。家が近いだけで。普段は埼玉の親と住んでた家にいて、学校ある時だけ静岡にある分家みたいな感じだったんだー。
で、親と住んでた家が恵の家と近かったから遊んでた」
ユウ「本家も静岡なの？」
「うんにゃ？元々は京都だったんだけど東京に移ったの。めちゃくちゃ昔の話だけどね」
グリム「聞いたことない名前ばっかりなんだゾ」
ユウ「長い歴史って感じだね……」
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作者名：お花畑 | 作成日時：2023年4月13日 14時
