あの時のあの人 (ページ22)

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Aside

昨日涼太くんの仕事のことが分かってから

夜いっぱい考えた

だから

今日の目覚めはとても悪い

というか

眠れなかった

顔もむくんでるし

店についたら

蘭)「その顔どーしたの！？めっちゃむくんでる」

「あーちょっと考え事してて寝れなかった笑｣

やっぱり私は恋が出来ない運命なんだなって

そんなことばかり考えてた

気づいたらもうよるになってて

お店しめよーかなっておもってたら

亜嵐)「こんばんわー」

亜嵐くん

やっぱり今日はお店終わろう

「亜嵐くんごめんね。今日は終わりなの」

どれだけ遅くてもこんなことはゆったことなかった

亜嵐)「そっか。ごめんね、またくる」

あー、

つらい

こんなことになるのやだな

そんなことしなくていいよって

涼太くん助けてくれないかな

亜嵐)「やっぱり待って！ちょっと話そ？なんかあったでしょ？」

なんかあったでしょって

あなたのことですよ

亜嵐くんだけじゃないけど

亜嵐くんも関わってるんだし

亜嵐)「涼太から聞いた？」

「うん」

亜嵐)「だからかぁ。気にしないで！」

「そんなこと言われても気にするよ。私たちは住む世界が違うんだから私と関わったら迷惑かけちゃう！」

亜嵐)「住む世界が違う。そーだよね。」

あ、言いすぎた

こんなことゆっちゃだめだよね

「ごめんなさい！言いすぎた！」

亜嵐)「ううん。大丈夫！」

亜嵐くんやっぱり落ち着く

亜嵐)「Aちゃん俺らと距離おこうとしてるでしょ？Aちゃんやさしいからそうじゃないかなっておもってたんだよね。」

図星

なんでわかるんだろ

亜嵐)「そんなことしなくていいんだよ！俺がAちゃんといたいだけだから！」

「え、でも、もし写真とか撮られたら！」

亜嵐)「大丈夫。涼太も同じこと思ってると思うよ？自分に正直にならないとAちゃんらしくないから！笑」

亜嵐くんの一言一言は

私を元気づけてくれる

ほんとに私の支えだな

でもこーゆー時は

涼太くんじゃないとだめなんだって

でも亜嵐くんの優しさはなきたくなるぐらい

伝わった

「ありがとう。」

あ、

私泣いてる

亜嵐)「泣かないの！もういいんだから！笑」

亜嵐くんの優しさに今日は

甘えようかな