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｢こんにちはー｣
｢わーAだ！｣
｢俺もいますって琳寧くん(笑)｣
｢あーごめんごめんつい(笑)｣
なんて笑ってる筋肉ムキムキのこの人はここのスタッフの琳寧くん。
今大学生で何かと良くしてくれるお兄ちゃんみたいな人。
｢Aちゃんたち来たの。もう始まるから琳寧くんも深田くんも準備してね｣
髪の毛ボサボサのダッサイ服装のこの人は黎くん。
ここの店長さん、らしい。
｢はーい｣
｢矢花くん今日俺とA早めに帰りまーす｣
｢え？｣
｢アイス奢る｣
｢乗った｣
｢そうなの？まあ今日は琳寧くんもいるし大丈夫かな。その変わりAちゃん明日はしっかり働いてね？(笑)｣
｢はーい(笑)｣
黎くんはすごい優しくて頼りになる。
ここのスタッフさんはみんなそうだけどすっごく暖かくていい人ばっかり。
優しすぎて心配になることもあるけど、(笑)
｢Aちゃんこれ運んで〜｣
｢琳寧運ぶからいいよ！Aバナさん手伝ってあげて！｣
｢琳寧くん大丈夫？こぼさないでね(笑)｣
って、もう既にフラフラしてるけど。
｢大丈夫ー！｣
｢ねえ待って琳寧くんそっち落ちる！(笑)｣
｢え？｣
｢もうばかー、危ないっすよマジで。｣
さらっとお盆ごと引き受けたふかだは｢俺こっち持ちます！｣なんて言ってテーブル席に運んでる。
さっきまで女性客とお話してたのにすごいなって。
ふかだかっこいいじゃん、
｢Aちゃん？深田くんかっこよかったのは分かるけどこっちで足りないから早く手伝って(笑)｣
｢あえ、、、あ、はい！｣
やばい、今絶対顔赤い。
黎くんもこっち見てニヤニヤしてるし最悪、
｢お疲れ様〜｣
｢お疲れ様でした〜｣
｢Aまたね！｣
｢琳寧くんばいばい！｣
｢いやだから俺は？(笑)｣
｢はいはい、早く帰りな？(笑)｣
黎くんに言われてカフェを後にする。
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作者名：r | 作成日時：2023年3月24日 2時
