ショウジョ×ノ×コレカラ ページ3
しばらく話していると、セイヤはもう疲れただろうと、名前を部屋に案内しました。
そして、セイヤは、別れ際にAに言いました。
｢明日の朝までに、私がここに来たお祝いとして、なにかあげたいから、自分が欲しいものを考えておいてね！｣
少女は考えました。しかし、考えようとしても、どうしても頭には両親が自分の前で死 んでしまった光景を思い出してしまうのです。
そして、悩んで悩んで悩んだ結果Aは考えました。
もう、僕は大切な人を失いたくない。そして、守りたい。……と。
次の日、セイヤは、Aに、何が欲しいか聞きました。ほかの子達も聞いています。
そして、Aは言いました。
｢僕は、もっと強くなりたい。守れる人を守れる強さが欲しい。だから、力を頂戴！｣
セイヤは一瞬ポカンとしましたが、直ぐに笑顔になり、
｢よし、ならAも今日から特訓に参加しよっか！｣
と言いました。すると、ハルキ、クレハ、カズヒロ、ヤヨイは嬉しそうな顔で、セイヤの方を見てから、一斉にAに近寄りました。
｢い、一緒に…が、頑張ろうね……！｣
｢負けねーぞっ！俺が1番強くなってやるっ！｣
｢…負けない。｣
｢これから、よろしくな((ﾆｺｯ｣
みんな様々コメントは違いますが、Aのことを認めているようでした。
｢よーし！俺が特訓場に案内してやるっ！｣
｢……いや、オレが連れていく。｣
｢いや、お前らまだ朝ごはん食い終わってないだろ？俺、もう食い終わったからオレが行くよ。｣
｢いやいやいや、君たち。先生が行くからな？ねっ？｢やだっ！｣……。｣
ギャーギャー！
｢…ハルキくん、一緒に行かない？｣
｢えっ…あっ…よ、喜んでっ！あ、あとっ！
ハルキでいいよ…？｣
｢……分かった。なら、ハルキって呼ぶね。僕のこともAでいいよ。｣
｢う、うんっ！よろしくねっ！｣
｢あっ！待てよお前らーっ！｣
ーーー
お父さん、お母さん。
これから。ここでとても楽しい時間が過ごせそうです。
Aも、これからここで特訓とか、お手伝いとかがんばるので、お父さん、お母さん。
Aのことを、見守っていてください。
大好きなお父さん、お母さんへ。
Aより
ーーーー
｢…これでよしっと。｣
｢おーい、Aっ！特訓始まるぞ！｣
｢あ、今行く！｣
｢今日は念の特訓らしいぞ！｣
｢うん…！｣
｢お、きたきた。さあ、みんな揃ったのではい、挨拶！｣
『お願いします！』
プロローグEND
ショウジョ×ノ×セッテイ→←ショウジョ×ノ×ムカシ(ツヅキ)
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作者名：フォレスト | 作成日時：2018年6月17日 22時
