・第50話 ページ8
・
善逸「橘さーん!俺の手当て終わったよ!腕見てもらお!」
『大丈夫だった?痕、残んない?』
善逸「うん!大したこと無かった!」
『なら、良かった…。』
傷が残ってなくて本当によかった。
宇髄「やっぱお前もここにいたのか。」
『我妻善逸、かなりやられてて…』
善逸「いや!ほんとに俺全然やられてないよ!橘さんが助けてくれたから!」
宇髄「…結局俺は、何も出来なかったな…」
宇髄は吐き出すようにそういった。
『…そんなことない。宇髄は今も昔もずっと私を助けてくれた。いつだって救ってくれたよ。』
宇髄「…。」
『宇髄が居たから、わたしは今ここにいる。私の一番の恩人は宇髄だ。』
宇髄には本当に感謝しかない。
宇髄「そうだといいんだが…。」
『私が言うんだから、間違いないよ。』
宇髄「……。そーかい。ありがとな。ほら、早く手当してこい。」
そう言うと宇髄は私の頭をポンと叩いた。
『うん。行ってくるね。』
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・
宇髄side
宇髄「…ちげぇよ、A。救われてんのは俺の方だ…」
何度お前の笑顔に救われたか…
善逸「分かります。」
派手にびっくりした…まだ居たのかこいつ。
Aと一緒に行ったと思ったぞ。
善逸「俺も橘さんの笑顔に救われました。」
宇髄「そーかよ。」
でも絶対俺の方が救われてるけどな。
善逸「宇髄先生。」
宇髄「んだよ。」
善逸「俺…橘さんが好きです。」
は?
善逸「それでさっき、告白しました。」
何言ってんだこのガキ。
宇髄「なんで俺に言うんだよ。」
善逸「好きなんですよね?橘さんのこと。音でわかります。」
おちょくってるかのように我妻は言った。
宇髄「おちょくってんのか、てめぇ。」
善逸「そんなことないですよ。宇髄先生は告白しないのかなーって思って。」
告白ねぇ……
宇髄「しねぇな…卒業したらもらうけどな。」
善逸「なら、奪われないように気をつけます。」
このクソガキ。
『宇髄ー終わったー。』
我妻善逸と話していると、Aが戻ってきた。
宇髄「俺の名前しか呼ばねぇのな、Aは。ま、精々頑張れよ。」
善逸「…っ。(大人気ねぇ、、、)」
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はるか(プロフ) - 絵宙(えそら)さん» コメントありがとうございます!!風紀委員好きと言ってくれる方が多くて嬉しいです!(≧∇≦)ありがとうございます!励みになります!更新遅くてすいません!早く更新できるように頑張ります! (2020年5月9日 7時) (レス) id: 91b487a3af (このIDを非表示/違反報告)
絵宙(えそら) - 風記委員さんに惚れた恋敵が…!!うん、高橋?って奴ぶん殴ってきますわ←← 更新頑張ってください!!待ってます! (2020年4月14日 14時) (レス) id: 63faa5bcfc (このIDを非表示/違反報告)
はるか(プロフ) - mustardさん» コメントありがとうございます!!!!ちょっと探してきます笑 (2020年3月25日 21時) (レス) id: 91b487a3af (このIDを非表示/違反報告)
mustard(プロフ) - え…まてよ…風紀委員に惚れた←ちょ作者さん風紀委員さんの連絡先知りませんかね() (2020年3月19日 5時) (レス) id: e36ed0dc7b (このIDを非表示/違反報告)
はるか(プロフ) - 夢世_yumese_さん» ありがとうございます!!励みになります!最近忙しくて更新遅くなりますが頑張ります!!!m(_ _)m (2020年3月6日 1時) (レス) id: 91b487a3af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:葉紅 x他1人 | 作成日時:2020年1月6日 20時