あなたになら……【izw】 (ページ6)

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# 事件 () ページ6

乃々華side

『ﾝﾝ、な、なに？』

目が覚めると黒い壁紙、黒いベッドの上だった。

『ど、どこ？ここ。』

何故かこの広い部屋には誰もいなく、音もしない。

そして手を縛られている。

『ここから出ないと……』

ﾄｺﾄｺﾄｺ

ｶﾞﾁｬ

「乃々華ちゃんおはよ。」

ﾁｭ

『ん、やめて、』

ﾁｭﾁｭ

『や、やめてぇ』

斉藤「もう、俺我慢できひんわw」

『やだ、やめて！』

斉藤「さぁ始めよ。」

『拓司くん……』

斉藤「違う男の名前呼ぶとかそそるわぁ」

斉藤「じゃあ、やるわw」

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～3時間後～

『はぁはぁはぁ』

斉藤「これから仕事だから、もう行くね？帰ってきたらまたやろうね？」

斉藤「あ！そうそう。帰ってきた時いなかったらどうなるか、分かってるよね。」

ｶﾞﾝ

『痛っ』

斉藤「こうなるから。じゃあ。行ってくるね！」

ｶﾞﾁｬ

…………

『逃げないと、伊沢さん……』

ｶﾞﾁｬ

こんな容姿で会いたくないけど……行かないと、

ビリビリで着崩れている服、ぐちゃぐちゃの髪、怪我をしている四肢と顔、首や背中にはあいつの跡。

でも。逃げないとこれ以上あそこにいたら壊れる。

～～～～～～～～～～～～

『やっと着いた……』

これ程長い家路は初めてだった。

『拓司くん……』

今なら居るはずだ。

今の時間は19時半。

一日中帰らなかったのは初めてだ。

もうクタクタでグチャグチャだった。

ｶﾞﾁｬ

『拓司くn、』

ﾊﾞﾀﾝ

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亜恋