＃７１７ ページ42
雅紀side
翌朝になってようやくいつもの病室に戻ることが出来たA。
もちろん、その前に俺らが確認済み。
もうあんな悲しいこと起こさないでほしいからさ…
A「雅紀先生、翔先生がねカウンセリングしようって言うの。でも…」
雅「ん？」
話は翔ちゃんから全部聞いていた。
でも、自分から勇気を出して話し始めてくれたんだから。
A「カウンセラーの先生って何考えてるか分からなくて怖い。全部分かってるのに話させようとするし…それに自分のこと自分でもよく分からないのに話せない…」
精神科に勤めてるというと大抵の人は「心が読めるの？」とか「今俺が考えてることわかる？」とか言ってくる。
もちろんそんなの分かったら凄いよ。
そしたらカウンセリングなんか必要無いし。
雅「Aはカウンセリングの必要性分かってるでしょ？人の心なんか誰も読めない。言いたくないことは言わなくてもいいんだよ。」
A「絶対、翔先生とカウンセラーの先生は共謀してる。」
共謀って…(笑)
まあ、そう思われても仕方ないのかな。
情報のやり取りをしていることは事実だし…
雅「無理に行かなくてもいいんだよ？」
A「だって…もう先生のこと困らせたくないから…」
Aはそうやってまた自分を犠牲にして人形を演じるんでしょ？
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rabbit - ２つに分かれてしまってすみません！ (2019年5月18日 23時) (
レス) id: 3f2f3af7cf (このIDを非表示/違反報告)
rabbit - 蒼紗仁真さんは毎日のように更新してくださっていて、毎日この作品を読むことが楽しみです！これからも無理をせず、お話を書いてください。応援してます！ (2019年5月18日 23時) (レス) id: 3f2f3af7cf (このIDを非表示/違反報告)
rabbit - 移行おめでとうございます！随分前からこの作品を読ませていただいておりますが中々コメントができませんでした。ごめんなさい。 (2019年5月18日 23時) (レス) id: 3f2f3af7cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼紗仁真 | 作成日時：2019年5月17日 22時
