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#706 ページ31

Aside

智先生の口から告げられるのは消し去りたい記憶。

もうそんなこと言わないで…

耐えられなくなって耳を塞ごうとしたのにその手はあっけなく掴まれる。

智「覚悟して聞いてって言ったでしょ?」

A「もう聞きたくない…」

智「自分のことでしょ?」

今の智先生は医者の目をしていない。

だから、今の智先生は嫌い。

智「お母さんに施設に行けって言われた時何を思った?一緒に暮らせないって言われて辛かったんじゃないの?」

聞きたくないのに自然と耳に入ってきてしまう優しい声。

どうしてこんな時でさえ先生の声はこんなにも優しいの…

潤「ねえA、Aが桃ちゃんに対してやってしまったことはそれと同じことなんだよ。」

潤先生が私の膝にそっと手を乗せた。

…同じ?

私はあの子に「施設に行け」なんて言ってない。

それに…あの子には父親がいるじゃない。

娘を道具とは思わない優しい父親が。

だから一緒なわけない。

A「あの子と私は違う。」

潤「うん、違うよ。AはAだから。…でも忘れないで。お母さんがいないっていう悲しみを忘れないでいて。」

お母さんがいなくたってお父さんがいればそれで十分なんじゃないの?

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rabbit - 2つに分かれてしまってすみません! (5月18日 23時) (レス) id: 3f2f3af7cf (このIDを非表示/違反報告)
rabbit - 蒼紗仁真さんは毎日のように更新してくださっていて、毎日この作品を読むことが楽しみです!これからも無理をせず、お話を書いてください。応援してます! (5月18日 23時) (レス) id: 3f2f3af7cf (このIDを非表示/違反報告)
rabbit - 移行おめでとうございます!随分前からこの作品を読ませていただいておりますが中々コメントができませんでした。ごめんなさい。 (5月18日 23時) (レス) id: 3f2f3af7cf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:蒼紗仁真 | 作成日時:2019年5月17日 22時

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