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no-side

「A、明日何か用事あるか?
もしなかったらでいいンだが
一緒に出掛けないか?」

「え、いいんですか?」

「当たりめェだろ?」

中也はAがどうしてビックリしているのか分からないでいた。

「いや、私なんかと一緒に出掛けていいことありませんよ?」

「ほんと、そーいうとこ面白いよな。
別に良いじゃねぇか、夫婦なんだからよ。」

Aは成る程。と、納得していた様子だった。

「私でよかったら出掛けたいです!
出掛けましょう!!」

「お、おぅ。」

ーーーーーーーーーーーーーーーー
Aside

明日は中也さんと出掛けるんだ。
嬉しい気持ちといきなりの事でビックリしている気持ちが混ざっていた。



久しぶりに何か作ろうかな。
クッキーとか!
そう思い、台所に向かった。

「よぉし、作るか!」

中也さんが帰ってこない内に作って
帰ってきたらあげよう。

そして作り終わった頃にはもう夜だった。

「中也さん、今日は遅くなるらしいですよ。

「そうなんですか。
ありがとうございます!大久保さん。」

お礼を言ってもやっぱり返してくれない。
大久保さんはスタスタと別の部屋に向かった。

どうしていつも私に対して冷たいのかな?
疑問に思ったがそれ以上考えるのは止めた。

クッキーも作り終わったし、
夜ご飯食べて早く寝よう

中也さんには明日渡そう!


そう思ったが、それは無理だった。
何故なら



「明日ちょっと出掛けるからっていい気になっちゃって。
クッキーなんか作ってバカじゃないの?
あいつ!」

見てしまった、見てしまったのだ。
冷蔵庫の横に置いてあったクッキーを
大久保さんが割る姿を。

どうして、ここまで、するの?

私は自分の部屋に駆け込み
ベットの毛布にくるまった。


____翌日

今日は中也さんと一緒に出掛けるんだ。
でも昨日のことがかなりショックで忘れられない。

大久保さんは中也さんと楽しそうに話している。

昨日あんなことしたくせに.....。

「大久保さん!
あの、ちょっといいですか?」

私は大久保さんを自分の部屋に連れて昨日の事を聞いてみた。

「え、なんのこと?
よくわからないんだけど。」

「私、見ちゃったんです。」

「私を疑ってるの!?
私がクッキーを潰したとでも?」

勿論、大久保さんは知らないふりをした。
これ以上は面倒だから
そうですか
と言い、私は中也さんと出掛ける準備をする。

私なんで聞いちゃったんだろ。
バカだよね
自分で自分の首を絞めるんだから....

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設定タグ:文スト , 中原中也   
作品ジャンル:アニメ
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きせつふう。(プロフ) - 雪のさん» レスを押すのを忘れてました!この下のコメントがレスです。すみませんm(__)m (2017年8月14日 23時) (レス) id: 1841832f9e (このIDを非表示/違反報告)
きせつふう。(プロフ) - 首を長くして待って頂いたなんて!嬉しいです(o^∀^o)ありがとうございます。がんばります! (2017年8月14日 23時) (レス) id: 1841832f9e (このIDを非表示/違反報告)
雪の(プロフ) - 更新首を長くして待っていました!ご無理のない程度に頑張ってください。応援しております。 (2017年8月14日 23時) (レス) id: f4177de373 (このIDを非表示/違反報告)
きせつふう。(プロフ) - 鳳蝶玲美さん» コメントありがとうございます! 楽しみにしててください(*´∇`*) (2017年7月6日 18時) (レス) id: 1841832f9e (このIDを非表示/違反報告)
鳳蝶玲美(プロフ) - 此れからの展開が、楽しみです♪更新、頑張って下さい! (2017年7月6日 9時) (レス) id: 94d50e8693 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:きせつふう。 x他1人 | 作成日時:2017年6月26日 17時

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