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2話 【入学式編】 ページ3

ーーーーNO目線ーーーー


凛「お前は
高杉晋助」

高杉「さっきから何騒いでやがる
人の昼寝邪魔すんじゃねぇよ」

梨花「別にいいでしょ
屋上元々私たちが使ってたんだ」

高杉「てめぇら橋本一派の
連中だろ
3人いるって聞いたぞ
あとひとりは」

貴方「おい、凛、梨花
うるせぇ
人の昼寝の邪魔すんなよ」

凛「A様
あれ高杉一派の
ボス高杉晋助です」

貴方「ふーん
今日は帰るぞ
どうせ今
5時位だろ
普通の生徒はみんな帰った」

貴方「邪魔したな」

高杉「へぇ
あれが橋本一派のボスか(ニヤッ)」


貴方「(ブルッ)?」


ーーーー昇降口ーーーー


貴方「!何でここにいんだ
銀八」

銀八「ちょっと付き合え」

凛「じゃあ私も」

貴方「いい、先に帰れ」

梨花「凛帰るぞ」

凛「うん」

タッタッタッタ

貴方「で、なんだよ」

銀八「お前さ
いい加減男口調直したら」

貴方「!何でだよ」

銀八「いつまで引きずってんだよ
昔の事」

貴方「お前に関係なくない」

銀八「関係あるんだよ
だって幼馴染みだし
家も隣りだし
お前の過去知ってるし」

貴方「黙ってろ」

銀八「お前がいつまで
過去を引きずってるかわ知らねぇが
いい加減忘れたらどうだ」

貴方「幼馴染みだからって
俺の過去に
首突っ込むんじゃねぇよ」





ーーーー自宅ーーーー




貴方「過去か」

『なんで男を産まなかった』

『私のせいじゃない!
女に産まれてくる
あの子が悪いのよ!!』

『言い訳をいうんじゃない!!』

『わかった!!わかった!!
あの子を男の子にするから!!
男にさせるからァ!?』

『ふん!しっかりやるんだぞ』


貴方「あー、クソ!」

貴方「(嫌なこと思い出した)」

貴方「ねよ」

ピーンポーン

貴方「んだよ!」

貴方「はーい、どちら様」

銀八「よ、よぉ」

貴方「てめぇ、何のようだ」

銀八「じ、実は」

貴方「なんだ、怖いの見て
1人じゃ眠れなくなったのか」

銀八「おう、だからここで寝ていいか」

貴方「あー、ソファで寝ろよ」

銀八「さんきゅ」


貴方「俺寝るから」

銀八「あぁ」

貴方「お休み」

銀八「お休み」

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作者名:銀威 | 作者ホームページ:http://af7904527e1  
作成日時:2015年11月5日 8時

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