鬼の祖先【忍たま乱太郎】【鬼滅の刃】

7話「ミステリアス」 ページ7

勘右衛門side



勘右衛門「A〜！団子食べるー？」


A「いりません」


勘右衛門「全く、彦ちゃんがAにいつて悩んでたから喧嘩でもしたのかなと思ったんだけど？」


A「彦四郎が？」



彼は一年い組の生徒で、学年一の秀才で下手すれば
高学年の問題まで解けそう

彼はそういうヒトだ



そんな彼に差を感じ悩んでいる彦四郎


Aみたいになんでもできる人が学級委員長になればいいのにと思ってしまっている



ｷﾞｭｯ


なんか突然手を握られた….


勘右衛門「？」


A「….彦四郎は、立派な学級委員長だから」


勘右衛門「っえ？」



A「頭がいいからって学級委員長に相応しくなかった、だって私は無口だから….

彦四郎は、周りの事も考える事のできる立派な人物
私は彼が学級委員長で異論はない….です」



勘右衛門「Aは一年い組が好きだね」


A「皆、凄くいい子たちだから」


勘右衛門「へぇ〜」



なんか、自分が年寄りみたいな言い方するね
本当にこの子ってミステリアスでよくわからない


いつも赤い爪で周りから爪紅かと思われているけど
爪の根元から真っ赤


時々口を隠して笑う癖も気になる



A「さっき鉢屋さんが呼んでいましたよ？」


勘右衛門「は？げげっ！逃げよ」


A「お気おつけて」


勘右衛門「え？」



ﾄﾞｼｬｰﾝ！！！！



突然床が崩れ、床へ真っ逆さまで落ちていく
この落とし穴は綾部喜八郎の落とし穴だな




え、という事は彼女は見抜いていた….




A「だから”お気をつけてと」






・






勘右衛門「(彼は何者….)」

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