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5話「秘密」 ページ5

NOside


ボリボリ……..カブッ、ガシッ




ここは戦国時代、それはもちろん戦争や争いの場所は
血の匂いが充満している


そして、その匂いに惹かれこの地にやってくる女は




A「稀血はやっぱり美味しいわね」



口を真っ赤に染め、人間に貪りつく
その姿はやはり人とは到底思えない、完璧な鬼である



A「(人殺しは趣味じゃないのよ、死んだ人間を食べた方が効率がいいわ

だって死んだ人間は腐るだけ、私達が喰らっても問題ないもの)」ペロリ




満月の夜、戦場地に一人で笑顔を浮かべる






「っ!化け物…….」


A「っ!!」



血の生臭い人間臭で気が付かなかったのか、木の上にいる忍に声をかけられるA


彼女は今、鬼化の女性


だから一年い組の生徒とは到底推定できない




A「(立花仙蔵…..)」


仙蔵「お前…..、人か….」



A「私が何に見える、人か?それとも….」


仙蔵「…っ!」


立花仙蔵は鬼化のAに押し倒され、血塗れた地面に倒れ、緑色の忍び装束は血で染まる


そして、彼女の真っ赤な爪が彼の真っ白で綺麗な首筋を肌をなぞる


そして、かすり傷程度に傷ができ少量の血が流れる




A「あなた、血が綺麗ね...」


仙蔵「や、やめろ…..」



ペロリ



仙蔵「くるな!!!」



グサッ



仙蔵は懐にしまっていた、苦無で鬼化のAの心臓を突き刺すが痛がる素振りを見せないし弱る様子もない




A「人間ってバカね」


仙蔵「っ!」




カプリ




Aは仙蔵の首筋に噛みつき、血を優しく吸う
仙蔵はもう自分は死んだ、そう感じ目を瞑る




次の瞬間強い風が当たりの木々を揺らした




文次郎「仙蔵!大丈夫か」


仙蔵「文次郎!!」


小平太「大声が聞こえたぞ」


仙蔵「っ!それが…..」


伊作「どうしたの?仙蔵が取り乱すなんて珍しいじゃん、何かあった?」



そう、彼がふり向くとそこにはなにいなく
首を触るも、傷跡がなくなっていた



仙蔵「死んでない…..」


留三郎「お前、どうしたんだ?変な夢でもみたか?」


仙蔵「いや、すまなかった。ちょっと取り乱した」


長次「実習帰りで疲れているんだろう、早く帰るとするか」





彼は混乱しつつも、この戦場を後にした

6話「不自然すぎる」→←4話「いつもの日常」



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設定タグ:忍たま乱太郎 , 鬼滅の刃 , 立花仙蔵   
作品ジャンル:アニメ
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(プロフ) - 続きが速く見たいです (2022年6月28日 19時) (レス) @page30 id: 730adcd2c0 (このIDを非表示/違反報告)
EM - 更新楽しみに待ってます。 (2021年12月6日 0時) (レス) id: 2fcc83e4d7 (このIDを非表示/違反報告)
かほり(プロフ) - こんにちは、初コメ失礼します。鬼滅も忍たま大好きですし、物語も面白くて一気に読んでしまいました。本当にお話好きです。ぜひ続きを読みたいので、更新楽しみにしています。 (2021年11月26日 15時) (レス) id: a3e961a68a (このIDを非表示/違反報告)
ゆずこたつ(プロフ) - 久々の更新待ってました!やっぱり面白いです!更新頑張ってください‼ (2021年11月20日 8時) (レス) @page21 id: f9853265aa (このIDを非表示/違反報告)
EM - 前回の小説は最後まで面白かったのに、ここで終わられたら楽しみが失ってしまいます。 (2021年11月13日 10時) (レス) id: 2fcc83e4d7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:輝夜 | 作成日時:2021年7月1日 23時

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