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121話「駆けつけたお姉様」 ページ21

Aside


A「あ、やっぱりこんなところにいた」


裏々山のてっぺんで空を見渡している舞香を見つける。舞香の頬には涙が伝っていた


舞香「お姉様」


A「なぁーにしてのよ暗い顔して」


舞香「どうしよ、私っ陽一郎くんに嫌われちゃったかもしれない....うえーん!!!」


A「ほらほら、泣かないの」


舞香の頬を両手で包み込み、涙を拭き取る
すると舞香は私の膝の上に座る

さっきまで、自分のペースで話していた彼女は
今や大人しくなりきっている


舞香「お姉様、聞いてくれます?私が鬼殺隊に入った理由と陽一郎くんとの出会いを」


A「ええ、聞かせて欲しいわ」


舞香の手を握り、舞香の背中を抱きしめた


舞香「あれは私の家族が鬼に殺されて間もない頃
その鬼は私の目の前で親を殺し....というより拷問
してた。苦しい顔を見ては楽しむようなサイコ鬼

私の親含め兄弟はその鬼に食べられながら死んでいったわ、意識があるし痛みもらあるのに死ねない
親は鬼に死をねだっていた

それほどの苦痛を与えられたんでしょう

「やめて。殺して」って何回も言っているのに
鬼は笑いながらお母さんの断末魔を聞きながら
笑いながらお母さんの手足を喰らっていた

私は怖くて、ただ....台所に隠れるしか出来なかった

私の家族は皆。鬼に殺されてしまった、そして
行くところもなく明け暮れていると、藤の花が
咲き乱れているところに着いた、そこは鬼殺隊の
最終選別会場だったりしい

季節はずれに一人の子が受けているのは後で知ったけど、それがまさか陽一郎くんだったとはね、

私は藤襲山に入ってしまった訳で陽一郎くんが
試験を受けていると聞いて出方もわからず。
下手に動いたら殺されるので、7日間陽一郎くんと共に過ごした

陽一郎くんの姿や戦う姿勢はかっこよくて、好きになっちゃったんだぁ//////


私ね、こんなんだから。女の子には普通に接する事はできるけど異性には、得に好きになった人には
メロメロになるし、異性でこの人にしか自分を見せたくないっていう気持ちが爆発しちゃうのね

お姉様?ホントにごめんなさい私軽い女の子と思われたくなくて皆にあんな態度をしてしまって」


なるほどこの子は自己表現が下手だけど
とても根がしっかりしてていい子だわね

異性では、大人数には好かれるより。自分が本当に
好きになった人にしか好かれたくないという気持ちが強い一途な女の子


A「ふふっ、陽一郎と皆!いるんでしょ?」

122話「一方男子では」→←120話「二人のケンカ」



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設定タグ:鬼滅の刃 , 忍たま乱太郎 , 恋愛   
作品ジャンル:アニメ
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輝夜(プロフ) - さきさん» ありがとうございます!更新頑張りますね!! (2020年10月24日 17時) (レス) id: 7e2f4c64ce (このIDを非表示/違反報告)
さき - 100話おめでとうございます!!!これからも無理せずに更新してください。楽しみに待ってます (2020年10月23日 13時) (レス) id: 3eca238109 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:輝夜 | 作成日時:2020年10月23日 1時

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