鬼殺隊最強女剣士は今宵も「弐」【鬼滅の刃】【忍たま乱太郎】

97話「遊郭潜入大作戦」 ページ47

勘右衛門side


蕨姫「オイ、耳が聞こえないのかい」


「わ....蕨姫花魁」


「その人は今朝入ったばかりだから」


周りの召使いの女の子達は完全に蕨姫花魁に
怯えきってしまっている

にして、この”蕨姫”は異様な物を感じる
この人の雰囲気はおかしい


蕨姫「は？だったらなんなの？」


雷蔵「すみません！」


八左ヱ門「勝手に入ったのは悪いと思っていますこちらにも非があります」


善逸「それに女の子が泣いていたので...」


なにこの蕨姫ってやつ、全然A先輩の方が
可愛いし綺麗なのに

蕨姫ってやつ自称綺麗でこんなに威張るって
サイテー


蕨姫「まだお前達五人は見れるとしても、コイツは不細工だねぇ、お前だよ....気色悪い....

死んだ方がいいんじゃない？？

八左ヱ門「ちょっと！酷いです」うるさいわね！

なんだいその頭の色！目立ちたいのかい？まあ金髪の言う通り、部屋は片付けろと言ってたんだけど」



蕨姫は泣いてる女の子の耳を思いっきり引っ張ると
その子の耳が軽く切れ血が溢れる


蕨姫「五月蝿い！キャアじゃないよ！！部屋を片付けな！！」


女の子は泣きながら蕨姫に謝る、まだ小さい女の子なのに本当に可哀想

俺が感じたように他の五年生達も同じ事を考えて
いるようで眉間に皺を寄せる

八左ヱ門と雷蔵と兵助あたりが一番ムカついている
こいつら正義感強いから


八左ヱ門「あの、辞めていただけませんか？」


善逸「手、離してください」



ドガァン！！！！



俺達の真横を八左ヱ門と善逸吹き飛ばされ横切って
反対の部屋で倒れ込み気絶していた


勘右衛門「八左ヱ門！善逸さん！」


三郎「ちょっと！いくらなんでもやりすぎですよ！！」


兵助「酷いじゃないですか！！」


勘右衛門「そうですよ！度が過ぎてます」


蕨姫「なに？まだ躾が要るようだねぇ、その無駄口が収まらないと？見て学ばないのかしら？」


首を傾け下から睨まれ、負けじと睨み返すと
俺達も蕨姫に吹き飛ばされ意識を失った
そして俺が最後に見たのは不敵に笑う”鬼”の顔だった





・



助けて下さい.....A先輩





・




「いなくなった！」


「はい、黄色い子と昨日入ってきた五人の個性的な女の子達が」


「そいつらの事は話すな！蕨姫花魁の気に触る
いいな！他の奴にも伝えろ」






・







・


※追記京極屋は善逸の他に宇髄天元の嫁”雛鶴”さんが
行方不明の場所です

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