鬼殺隊最強女剣士は今宵も「弐」【鬼滅の刃】【忍たま乱太郎】

62話「援護」 ページ12

Aside


小平太「A達！大丈夫か！！」


文次郎「Aの鴉から聞いたぞ！」


長次「...無事か」もそ


伊作「怪我してるじゃないか！」


仙蔵「全く、無茶ばかりして」


留三郎「皆！！」


そこには、忍術学園の六年生が助太刀に来てくれていた...

やはり鉄格子は固く六年生達では開けられない
鬼の容姿から見て、鉄格子の隙間から髪を入れ
人を喰らっていたからこのような強固な鉄格子になっていたのだと思う


そして、あの手錠は絶対に逃げられないように
するためのもの



A「とりあえず、五年生隅の方で固まっていろ
絶対に動くな」


八左ヱ門「はっはいぃぃ！！」


勘右衛門「やばいやばい！！」


雷蔵「斬られるの！ねぇ！三郎！」


三郎「大丈夫だと思う。だってA先輩だから！」


兵助「皆伏せて！」


A「(日の呼吸参ノ型、碧羅の天！」


ｶﾞﾁｬｧｧﾝ!


碧羅の天は空に円を描くように刀を振るう日の呼吸の型で垂直方面に強烈な斬撃を与えれる型だ

鉄格子は綺麗に横に斬撃が入ると後は小平太に任せ、小平太の怪力で無理矢理鉄格子をこじ開け五年生を救出。手錠は後ほど


勘右衛門「伊作先輩、痛いですよぉ」


伊作「ごめんごめん、ちょっと我慢」


八左ヱ門「A先輩大丈夫ですかね？」


伊作「Aは強いからね、まあ見てなよ」


五年生は、伊作によって私から離れた所で怪我の
手当を受けている


毛鬼「どうして邪魔するの？」


A「当たり前だ！私の後輩を殺そうとして、黙ってる先輩はいない！」


小平太「そうだそうだ！！」


毛鬼は暫く黙り込む

毛だらけの体が段々薄くなり白無垢の女性へと姿が変わるが

白無垢の上の被り物の下には、短い髪の毛が
バラバラに切られていた


毛鬼「......お前の髪の毛が羨ましい、美しい」


A「は？」


毛鬼は、突然私の髪の毛が羨ましいと、細い声で
喋る....その声は今にも消えてしまいそうだ


毛鬼「お前の髪をよこせ！！！！！」


毛鬼が叫ぶと血鬼術が発動した。鉄格子の辺り一面
毛で包まれ

私以外の五年生六年生は髪の毛で捕まってしまった


伊作「ちょっと何これ！まだ手当中なんだけど！
空気読んでよ！」


小平太「ぬぐぐ！！硬い！！取れないぞ！」


雷蔵「なにこれ！」


三郎「髪？」


仙蔵「動けない....」


勘右衛門「鬼さん！ねえ！力加減考えてよぉめっちゃ痛いんだけど？」


兵助「もさもさしてて...なんかやな感じだ」

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