第四六三話 ページ28
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ーー屋上
堕姫｢！ お前 あの時のーー｣
善逸｢俺は 君に言いたい事がある 耳を
ーー引っ張って 怪我をさせた子に謝れ｣
堕姫｢は？｣
善逸｢例え君が稼いだ金で 衣食住を与えていた
ーーのだとしても あの子達は君の所有物じゃない｣
堕姫｢つまらない説教たれるんじゃないわよ お前みたいな
ーーぶさいくが あたしと対等に口をきけると思ってるの｣
善逸｢ーー｣
堕姫｢この街じゃ女は商品なのよ 物と同じ 持ち主が好きに
ーーしていいのよ？何も出来ない奴は人間扱いしない｣
善逸｢自分がされて嫌だった事は
ーー人にしちゃ いけない｣
堕姫・妓夫太郎｢｢違うなぁ それは｣｣
善逸｢！｣
堕姫・妓夫太郎｢｢人にされて嫌だった事 苦しかった事は
ーー人にやって返して 取り立てる ｣｣
善逸｢ーー｣
堕姫・妓夫太郎｢｢自分が不幸だった分は 幸せな奴
ーーから取り立てねえと 取り返せねぇ｣
善逸｢ーー｣
堕姫・妓夫太郎｢｢それが俺達の生き方だからなぁ 言い
ーー掛かりをつけて来る奴は皆 殺してきたんだよなぁ｣｣
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作者名：七海 | 作成日時：2024年1月29日 19時
