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第六話 ページ6
ーーーーーー
ーー数年後
母の死の間際の言葉通り Aは
五条Aの名を捨て
ーー全く 別の人間として
「おめでとうA君！ 今月も
ーーまたAが 指名数トップだ!!」
A「ありがとうございます」
ーー男として此処 夜の世界で生きていた
「くそー！またAに負けたー！」
A「拝んでくれてもいいんだよ？」
「誰が拝むか！！」
A「っふふ 冗談だよ」
開店前のお店にはいつにも
増して 笑い声が 響きわたる
そしてーー
外も明るくなりめた頃
「A君！また次も絶対指名するからね!!
その時は絶対お寿司食べに行こうね！」
A「嬉しいなありがとう。じゃあ僕も
ーーちゃんと出かけるのにぴったりな
美味しいお寿司屋さんを探しておくよ」
「うれしい！やっぱりA君は
ーー王子様みたいだ っ！」
Aの目の前の女の子は急な段に
つまずき 体制を崩してしまったーー
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作者名：七海 | 作成日時：2021年2月8日 7時
