10、対面 ページ10
こんのすけがいなくなった後、優太さんは本丸内を回って広間を探していた。
優太「うーん...広間ってどこだろう...。こんのすけに聞いておけばよかったな...。」
優太さんはそう言いながら縁側を歩いていると「あっ!」という声をあげた。
優太さんが見ている先を見ると...広間だった。
優太さんおめでとうございます!!って言いたいけど今は実体がないから見えない...。
くぅ...早く実体がほしい...!←
そう思っている間に優太さんは深呼吸をし、広間の襖を開けた。
そこには、この本丸の全刀剣達が揃っていた。
皆は優太さんの方を見ている。
...青江さんと石切丸さんは私の方を見ているけど...。
そう皆を観察していると三日月さんが優太さんに話しかけた。
三日月「そんな所に立っていないで、座ってくれ。」
三日月さんにそう言われた優太さんは素早く座った。
...優太さん、怖がってる...?
優太さんが座ったのを確認すると、三日月さんがまた話し始めた。
三日月「実はだな...そなたに頼みたいことがあってな。」
優太「...?なんですか?」
優太さんは頼み事なんてされると思っていなかったらしくぽかんとしながら聞いた。
三日月「...この刀剣を顕現して欲しい。」
そう言い、三日月さんは箱から刀を優太さんに渡した。
優太さんは受け取った刀をまじまじと見てから「わかりました。」と言った。
優太さんはまず刀を床に置き、軽く手に触れて霊力を流し込む。
霊力が流されているとき、私の体も暖かくなってきた。
...やっぱり、青江さんの言った通り、私は___
そう思いながら、目を閉じた。
少し間があいて目を開けると、桜吹雪が起こっていた。
...片付け、大変そう...と思いながら見ていると、桜吹雪が止んでみんなの顔が見えた。
「...私は、Aと言います。これから、よろしくお願いしますね。」
私は、皆に笑顔を向けて、そう挨拶をした。
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みほ(プロフ) - 有愛さん» そうです!顕現という言葉が出てこなくて現像と表示していました...。MVPも同じ理由です...。修正しますね。指摘ありがとうございました!更新頑張りますね! (2018年9月21日 20時) (レス) id: b0af25d81b (このIDを非表示/違反報告)
有愛 - 現象は、顕現…の事でしょうか?MVPとは、誉の事…ですよね?続きが気になります、更新楽しみにしてます。 (2018年9月21日 18時) (レス) id: ad2c57ea43 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みほ | 作成日時:2018年9月15日 10時