【刀剣乱舞】本丸の付喪神【勘違い】

4、最悪 ページ4

ついに、太刀四天王の作戦決行の日が来た。






これで...みんな、救われるんだ...！






私は、そう、希望を抱いていた。






＿＿＿＿その希望が、すぐに打ち砕かれるとは知らずに...





太刀四天王は静かに審神者部屋に向かって歩いている。





私はその様子を見守る。





すると審神者さんが太刀四天王の前に現れた。






一期｢...主殿、どうかされましたかな？｣






鶴丸｢いきなり前に現れて驚いたぞ！｣






一期さん、鶴丸さんが平常心を保って審神者さんに話しかけると、審神者さんが笑い始めた。






審神者｢あははっ！...驚いたって、今から私を驚かせようとしていたくせに。｣






『貴方達の作戦、分かってるのよ?』






その瞬間、時が止まったように感じた。






...誰も、動かない。






その最中でも、審神者さんは話し続ける。






審神者｢最初はね？引っ掛かってあげようかなって思ったんだけど、やっぱり辞めた！｣






だって、命を落とすかもしれないからね！とけたけた笑いながら続けた。






審神者｢気づかれてたのならしょうがないわよね！｣





その後、審神者さんは何かを唱えた。






審神者さんが何かを唱えた直後、太刀四天王は人形のようになってしまった。






...審神者さんの言うことを何でもこなす、操り人形になってしまった。






その、操り人形化した目には









＿＿＿＿＿光がなかった。








これから、この本丸がどうなるのか...







＿＿＿＿＿＿もう、何も考えたくなかった。









自分が、そこに行けないことを悔やんだ。







見ているだけで、何も出来ない。









＿＿＿＿私は、役立たずだ。

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