【刀剣乱舞】本丸の付喪神【勘違い】

3、審神者 ページ3

主さんが亡くなった三日後、新しい審神者さんがこの本丸に派遣された。





その審神者さんは女の人で、お化粧を厚くしている人だった。





私は、この人を見て、少し嫌な予感がした。








＿＿＿＿＿霊力が濁っている。







この人は、何か良からぬ事を考えている...？






そう思って私は審神者さんを観察し始めた。









...観察した結果。この人の性格は最悪だった。





刀剣達の前、太刀四天王の前では、愛想良く振りまき、その他の刀剣達には暴力を振るっていた。







｢...酷い。｣







あの三日月さんでさえ、暴力を振るわれている。







それでも、反撃できない理由...









審神者｢もし、反撃をしたら...あんたの周りの刀を折ってやるから。｣









＿＿＿＿＿それは、刀剣達を脅迫していたから。






みんな、自分より周りの刀が折れる方が怖い。と思っている。





...私だって、みんなが折れて欲しくない。








でも＿＿＿＿何も出来ない。









私も、みんなと同じ刀だったら＿＿＿＿＿







...皆を、救いたい。









...こんなの、可笑しいよ。





なんで政府の人はこの人の霊力が濁っている事に気が付かなかったんだろう...。





...だが、不幸中の幸い、太刀四天王はその事に気づいているらしく、作戦をたてている。





その、作戦が上手く行きますように...









＿＿＿＿私は、願った。

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