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13、疑問 ページ15

...やっぱり、いきなり信用するのは難しいよね...




...だけど、なんで優太さんを呼びに行ったんだろう...?




私が考えていることが分かったのか獅子王が話しかけてきた。




獅子王「...三日月はな、審神者に頼み事をする為に呼びに行ったんだ。」




「...頼み事...ですか?」




獅子王「あぁ。...内容は、後々分かるだろ。」




...何の頼み事をするんだろう...。




もしかして、「もう用は済んだ。この本丸から出て行ってくれ。」って言うんじゃ...!?




...でも待って、さっきまで優太さんを観察するって言ってたよね...。




うぅむ...と悩んでいると襖が開き、三日月さんと優太さんが入ってきた。




三日月さんは先程のところに座り、優太さんはオドオドしていた。




「...優太さん、ここに座ってください。」




私の隣の空いている座布団を指し、優太さんを見た。




優太さんは初めはびっくりしていたが、「ありがとう。」とお礼を言い、微笑んで隣に座った。




三日月さんは優太さんが座ったのを確認してから話し始めた。




三日月「...実はな、また頼みたいことがあってだな...。」




優太「...なんですか?」




優太さんはきょとんとしながら三日月さんを見た。




三日月さんは真剣な顔をしたまま、言葉を続けた。




三日月「沢山あるんだがな...まず、俺達に一週間近づかないでくれ。」




三日月さんは気持ちの整理の時間が必要だからな。と続けた。




その他に、短刀達を鍛刀してくれ。




優太に近づいていく者がいると思うが、手は出さないでくれ。




...もし、手を出したら...どうなるか分かっておるよな?




という内容だった。




...最後の言葉、脅してる...。




あの審神者さんのせいだから仕方が無いけど、優太さん、怯えていないかな。そう思いながら横を見ると真剣な顔をしていた。




優太「...わかりました。最後に、聞きたいことがあるのですが...。」




三日月「...言ってみよ。」




優太「...何故、皆さんは僕の名前を知っているんですか?」




僕、まだ、自己紹介してないと思うんですけど...。




そう優太さんが続けると三日月さんはこう答えた。




____前の審神者がああだったからな。下調べは大切だろう。




と。




私が言っていた、というのは言わなかった。




...三日月さんにも何か考えがあるのかな、と思い、その事を口には出さなかった。

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みほ(プロフ) - 有愛さん» そうです!顕現という言葉が出てこなくて現像と表示していました...。MVPも同じ理由です...。修正しますね。指摘ありがとうございました!更新頑張りますね! (2018年9月21日 20時) (レス) id: b0af25d81b (このIDを非表示/違反報告)
有愛 - 現象は、顕現…の事でしょうか?MVPとは、誉の事…ですよね?続きが気になります、更新楽しみにしてます。 (2018年9月21日 18時) (レス) id: ad2c57ea43 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みほ | 作成日時:2018年9月15日 10時

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