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os視点
落ち着いた様子のAくんに一安心する。
os「大丈夫？」
A「大丈夫、です…。せんざい、って、目に入ると痛いんですね…」
os「よかった。せやで、すまんな？」
A「いえ、とんでもない…すみません。」
そのまま頭をごしごしと洗い、お湯で流した。傷に水がしみるとかは無いみたいで、至って普通だ。
os「次は体洗うで！」
そう言ってボディーソープを泡立てて、布に移す。
os「これで体を擦って洗うんよ。」
A「あ…泡が…！！たくさんです…！！」
そう言って布をごしごし体に擦り付ける。泡が出てくるのを見てはしゃいでいる。え？？？？？かわいい
見た感じ傷に洗剤は染みていないようだった。古傷なのだろうか？にしては見た目が新しい。
os「背中は自分では洗えへんから俺が洗うで〜」
A「あ、ありがとう、ございます」
遠慮気味に布を差し出してきた。受け取って背中を擦り始める。
見たところ傷には瘡蓋による凹凸があり、ガリガリと爪でやったら剥がれてしまいそうだ。
傷の個数も多い。至る所に沢山傷が付いている。そんなところに着くのか、なんて所にまで。
少しの不自然さを感じながら背中を洗い終えた。
os「んじゃ流すで〜」
そう言って体を流す。体に付着していた汚れが移った灰色の泡がどろどろと流れていく。全ての泡を流し終えた時には出会った時とは大違いな清潔な体になっていた。
血色の良い肌色に綺麗な髪色、そのせいで余計に目立つ赤黒い傷。
なんとなく可哀想で、頭を撫でた。
os「流し終わったで」
A「わ……！！！すっごく綺麗になりました…！！ありがとうございます！！」
嬉しそうに鏡を見て飛び跳ねる。う〜〜ん綺麗になったせいで余計にかわいいヴッッ
os「よ〜し！！じゃあ湯船に入ろうめう〜！！」
そう言ってひょいっとAくんを抱っこすれば、ゆっくりと湯船に浸からせる。最初は驚いた様子だったが、徐々におっとりとした顔になっていった。
A「すごい……こんなにあったかくてたくさんのお水に入ったのなんて初めてです…」
この子の発言はますますどんな状況下で暮らしてきたのだと心配になる…。
そう思いながら、俺も湯船に浸かった。
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あっち - 可愛い男主可愛い好きもう可愛い(語彙力皆無) (2022年1月3日 22時) (
レス) @page40 id: fd65faa451 (このIDを非表示/違反報告)
える(プロフ) - 宇琉夜ハルさん» 本当ですね…！！修正しておきました！ありがとうございます！ (2021年7月21日 19時) (レス) id: 01370c8287 (このIDを非表示/違反報告)
宇琉夜ハル(プロフ) - 37.でハイスペースとなってます！ハイペースでは？ (2021年7月12日 6時) (レス) id: c64b9591b6 (このIDを非表示/違反報告)
える(プロフ) - 匿名希望さん» ありがとうございます〜！！とても励みになります…！！ (2021年5月3日 4時) (レス) id: ca89470f25 (このIDを非表示/違反報告)
匿名希望 - ひゃー！！！めっちゃすきです！！！偶におとこがでてくる、まるちゃんが尊いぃ..... (2021年5月1日 20時) (レス) id: 97296c8ef5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：える | 作成日時：2021年4月9日 2時
