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A視点
A「……ッは…すごい…………」
馬車で揺られること1時間半、馬車の中では簡単な質問を交わしただけで、特に話さなかった。
馬車から降りてお城の前、大きいお城に声が漏れる。
gr「我ながら凄いだろう？」
漏れ出した声は聞かれていたようで、顔を覗き込まれる感じでグルッペンさんに言われた。
A「え、…は、はい、」
照れ臭そうに笑ってしまった。
gr「これから我々の幹部に挨拶をしてもらう。…前に、少し身だしなみを整えてもらう。これは使いに___」
？？「ぐるちゃん〜？？っと？そのこ誰めぅ？」
茶色い髪の毛を一つに纏めて、赤い小さな帽子を被った緑色の服を着ている男の人が、グルッペンさんに近付いてきた。
gr「おお、オスマン。お前こそどうしてここに？」
os「甘味を買いに行ってためぅ。2人はシャオロン救出？」
gr「ああ。シャオロンは無事だ。」
sho「無事だぜ。頭やったけど。」
os「それは無事では無いのでは…？んで、その子は？どしたん？」
どうやら男の人はオスマンというらしい。めぅ…？なんて言葉が文の最後についている。
オスマンさんは僕の方を見て、興味や疑いの入り混じった、意図が読み取れない目を向けてくる。糸目だからかそんなに目の奥も見えない。
gr「ああ、シャオロンを助けてくれたAという子だ。」
os「わ〜、幼いのに凄いめうね〜！」
オスマンさんはしゃがみこんで頭を撫でてくれた。やっぱり撫でられるのは嬉しくてはにかんでしまう。
ht「…そうだまんちゃん、今からこの子の身だしなみを整えるんだけど、それまんちゃんにお願いしてもいい？」
os「ほんとめう〜！？やる！！」
オスマンさんは嬉しそうな顔をして、さらに頭を撫でてくれた。
その後にらんらんさんはグルッペンさんとオスマンさんに小声でお話をした後
ht「じゃあ僕は外道丸の世話があるから。ティーアくん？も一緒に連れて行くね。」
と言って行ってしまった。ティーアのお世話をしてくれるらしい。
らんらんさんは外道丸というティーアと同じ白馬を飼っているらしい。
gr「私もやることがある。オスマン、Aのことは任せた。」
そう言ってグルッペンさんはぽんぽん、と頭を撫でてくれた。
os「…！…ふふ、わかっためう。行こうかAちゃん、」
オスマンさんは少し驚いたような顔をした後に、少し笑って手を握ってくれた。
ちゃんって付けられたけど、ぼく男の子じゃ無いのにな…
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あっち - 可愛い男主可愛い好きもう可愛い(語彙力皆無) (2022年1月3日 22時) (
レス) @page40 id: fd65faa451 (このIDを非表示/違反報告)
える(プロフ) - 宇琉夜ハルさん» 本当ですね…！！修正しておきました！ありがとうございます！ (2021年7月21日 19時) (レス) id: 01370c8287 (このIDを非表示/違反報告)
宇琉夜ハル(プロフ) - 37.でハイスペースとなってます！ハイペースでは？ (2021年7月12日 6時) (レス) id: c64b9591b6 (このIDを非表示/違反報告)
える(プロフ) - 匿名希望さん» ありがとうございます〜！！とても励みになります…！！ (2021年5月3日 4時) (レス) id: ca89470f25 (このIDを非表示/違反報告)
匿名希望 - ひゃー！！！めっちゃすきです！！！偶におとこがでてくる、まるちゃんが尊いぃ..... (2021年5月1日 20時) (レス) id: 97296c8ef5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：える | 作成日時：2021年4月9日 2時
