【d!】鬼の子は苦労人【男主】

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ht視点


馬車でAくんと軽くお話をしてから、城の前へと来た。
びっくりするほどに高く作られた城は、誰が見ても驚くと思う。

グルッペンとAくんがお話をしているところに、まんちゃんが来て、話に混ざり始めた。

そういえば、まんちゃんは子供が好きだったな。そう思い出して、俺はある提案をした。


ht「…そうだまんちゃん、今からこの子の身だしなみを整えるんだけど、それまんちゃんにお願いしてもいい？」


まんちゃんは子供が好きだし、何よりAくんは癒しにな…怪しく無い証拠にもなるし。ね？？

予想通りまんちゃんは純粋に喜んでいるようで、嬉しくなった。



まんちゃんは俺の幼い頃からの親友だ。一度事情があって離れ離れになってしまったが、我々国に入ってからもう一度巡り会えた。
俺はまんちゃんを守り抜くと決めている。たくさん守ってくれた人だから。



そうだ、と思い出せばグルッペンに耳打ちをする。


ht「マンちゃん、最近疲れてるって言ってたし、癒しになると思うんだ。良い？」

gr「…ああ、大丈夫だゾ。」

ht「ありがと。」


その後にオスマンにも耳打ちをする。


ht「…あの子、体にたくさん傷があったんだ。その傷のことを調べて見てほしい。」

os「…わかっためう。」



両方から了承を得た所で、僕は白馬の方を見る。この子も一応調べてみよう。


ht「じゃあ僕は外道丸の世話があるから。ティーアくん？も一緒に連れて行くね。」


俺はティーアを連れて飼育場へと足を運んだ。

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