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A視点
gr「まぁ、駄弁るのもここまでにしとこうじゃないか。君は、A…だったか？」
みんなの視線がこちらに向いた。自然と体が強張る。
A「はい、A…です。」
gr「A。私はグルッペン・フューラー、この我々国の総統だ。A、この度は我々の大事な仲間を助けてくれて、ありがとう。とても助かった。」
A「え、ええっ、…そんな、大丈夫ですよ、こちらこそ…」
グルッペンさんは固くお辞儀をしてくれた。僕は照れと緊張が混じって、声が裏返ってしまった。
A「……あの、そうとう、が、よくわからないんですけど、…この人も、お城に住んでるんですか？」
聞きなれない言葉に首を傾け、シャオロンさんに視線を送った。そしたらシャオロンさんはニヤッとして、
sho「せやで〜！この人が王子様やで」
ht「…王子様？」
半分笑いながら答えを返すシャオロンさんを見て、ひとらんらんさんは首を静かに傾げていた。
ht「僕からもありがとう。僕はひとらんらん、長いから省略して呼んでいいからね」
sho「ひとらんらんさん、…らんらん、さん？」
ht「…うん、それでいいよ。」
何かを含んだような返答が帰って来て、ダメだったかと内心心配になる。けど、省略して呼んでいいと言っていたし、こう呼ばせてもらおう。
sho「なぁなぁグルッペン、」
そう言ったシャオロンさんはグルッペンさんとらんらんさんに近付いて、何かを話していた。
僕は何を話しているのかと心配になったけれど、その答えはすぐに帰って来た。
シャオロンさん達は話し終わったようで、皆さんが一斉にこちらを向いた。僕はビクッと驚いてしまい、体が自然と強張った。
グルッペンが目の前にまで近づいて来て、そっとしゃがみ込んだ。目線が近くて、緊張する。
怖くて目は合わせられなかったけれど、ちらっと見えたグルッペンさんの目は、燃える様な真紅の瞳で、ずっと見ていたら飲み込まれそうだった。
グルッペンさんはそっと息を吸うと、こんな提案をして来た。それは_____
gr「A、俺たちと一緒に来てはくれないだろうか。」
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あっち - 可愛い男主可愛い好きもう可愛い(語彙力皆無) (2022年1月3日 22時) (
レス) @page40 id: fd65faa451 (このIDを非表示/違反報告)
える(プロフ) - 宇琉夜ハルさん» 本当ですね…！！修正しておきました！ありがとうございます！ (2021年7月21日 19時) (レス) id: 01370c8287 (このIDを非表示/違反報告)
宇琉夜ハル(プロフ) - 37.でハイスペースとなってます！ハイペースでは？ (2021年7月12日 6時) (レス) id: c64b9591b6 (このIDを非表示/違反報告)
える(プロフ) - 匿名希望さん» ありがとうございます〜！！とても励みになります…！！ (2021年5月3日 4時) (レス) id: ca89470f25 (このIDを非表示/違反報告)
匿名希望 - ひゃー！！！めっちゃすきです！！！偶におとこがでてくる、まるちゃんが尊いぃ..... (2021年5月1日 20時) (レス) id: 97296c8ef5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：える | 作成日時：2021年4月9日 2時
