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10話 ページ10
一ヶ月後
私達バサラ者全員で駅に来ていた
「うぉぉぉ！楽しみでござるぅぅ！！」
「旦那…静かにして！」
「やっとAと真田も入学か…賑やかになるな！」
此処は人が多いのね…
普段着が着物だから目立つわ…
『……あれ？』
少しボーとしていたら皆の姿が無かった
……迷子？
『うぅ…また心配掛けちゃう…
私のせい…』
私は皆を探すけれど全然見付からない
どうしよう…どうしよう…
ｼﾞﾜｧと目に涙が溜まる
ｵﾛｵﾛしていると赤毛の人が話し掛けて来た
「君はどうしたんだい？」
『ホグワーツの汽車に乗ろうとしたけど……その前に皆とはぐれたの…』
「うぁぁ！泣かないで大丈夫だから
僕はロン
君は？」
『A・アザイ』
「東洋人…もしかしてバサラ者？」
『うん…』
私は頷く
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作者名：月読巫女 | 作成日時：2016年10月26日 22時
