胸きゅんSixTONES (ページ4)

今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:458 hit

・ページ4

樹「あ、Aー...俺とハチマキ交換しね？」

「ファミレスの賭けしてんでしょ？」

樹「な、なんで知ってんの！？」

「交換したら奢ってもらえるんでしょ？いいよ、別に...他にもわんさか女いるくせにさ...」

慎太郎「樹！！」

解いてる途中に慎太郎が樹を呼んだ。

慎太郎「あの、ちょ...わりっ...」

そして、私の前に来た慎太郎。

「な、なんだよ...」

慎太郎「俺と交換してほしい」

「えっ...なんで、だって胡桃...」

慎太郎「俺はAのが欲しい！これはさ...やっぱ...好きな人にもらってほしいから」

しばらく、思考が停止する。

お構いなく、慎太郎は、話し続ける。

慎太郎「お前言ったよな、俺はみんなと違うって...そうだよ、だって、俺は、お前のこと特別だって思ってるから...ずっと前からね」

「慎太郎...」

慎太郎「俺...Aが好きです！お願いします！！」

いつもおちゃらけてるあの慎太郎が...。

私に向かって、真剣に告白してくれてる...。

慎太郎の手からハチマキを受け取って、私のハチマキを慎太郎の手に握らせる。

こんな夢みたいなこと...。

「ありがとう...ｸﾞｽｯ」

慎太郎「泣くなよ笑」

ほら、って自分のタオルを私に渡す。

「泣いてません！！」

慎太郎「素直になりなよ、女の子なんだから」

そう言って優しく涙を拭き取ってくれる

恥ずかしくなって、肩を押す

「バカっ」

しばらく見つめあったあと...

慎太郎「へへっ！」

「ふふっ！」

笑ってしまった私たち。

樹、ジェシー、京本、北斗、髙地にもみくちゃにされてる慎太郎。

高校生活最後の文化祭は、私の忘れられない思い出になりました。