3 混乱 ページ3
「これで全員じゃな。」
ダンブルドアの声が会議室の中に響き渡る。
「それでは始めようかの。
まずはトレローニー先生。もう一度予言を…。」
予言…？
「はい。
異世界から少女きたる。ヘルガ・ハッフルパフの末裔なる者。
彼女はこの世界を良い方向に大きく変える。
彼女の傷は深い、注意せよ。必ず彼女を死なせるな。」
「っ…」
なんだこれ…。
「君の事で間違えないかね？」
「…分かりません。
でも、断言はできませんが、多分私のことだと思います。」
俯きながら言うことしかできない。
「まずは、君の事を教えてくれるかの？」
「はい。私はAと申します。16です。
私のいた世界ではこの世界は本、映画としてあります。
小さい頃に見ていましたが、最近は見ていません。
私は元の世界では魔法はありません。私が気づいていなかったということはないと思います。
私は向こうで頭のおかしい奴に腹を刺され、死にました。
それで気づいたらこの世界にいました。
以上です。 あ、あと日本人です。」
今私は息をするように嘘を吐いた。
ハリーポッターは未だに大好きで何回も見返している。
だけどそんな事をスラスラと言い過ぎると、命を狙われかねない。
生かしてもらったこの命、大切に使いたいからね。
「ということはお主はこの世界で起こる事を既に知っているのかね？」
「かなり小さい頃でしたから…正直言うとほとんど覚えてません。」
「そうじゃったか…。ヘルガの末裔であることは？」
「初耳です。」
これは本当。
「にしても英語がペラペラのようじゃが？」
読者様(メタ発言自重)にはまだ知らせていなかったけど、
実はこれ、都合よく日本語訳バージョンじゃなくて、
元々の英語バージョンだから、正直会話に戸惑ってる。
でも、なんか日本にいた頃よりも喋りやすい？
なんというか、慣れている感じ？
副作用的なものだと無理矢理納得させた。
「元の世界では、英語の特化クラスに入ってました。
それでもまだまだ英語は喋れないです。」
「そうじゃったか。
お主が望むのであらばお主をこの学校の生徒にすることも可能じゃが、
どうするかの？」
「いや、いきなり6年生からとか冗談にもなりませんよ…。」←
「あ、そういえば。」
マクゴナガル教授が口を開く。
「言い忘れてましたが、貴方もう見た目は11歳ですよ？」
「…ん？ 日本人が童顔なのはまた別で？」
「はい。」
おかしい…変なオプションつけられた…。←
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 422人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ハリーポッター」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
笑々(プロフ) - 花吹雪さん» ありがとうございます！花吹雪様のコメントが私の更新の糧になります故、本当に感謝しかありません！ ルーピン先生の登場がかなり先になってしまいますが、なるべく早く出せるように努めますね！ これからもよろしく御願い致します！ (2018年3月3日 19時) (
レス) id: 191a8bc27a (このIDを非表示/違反報告)
花吹雪 - 更新頑張って下さい！応援してます！早くルーピン先生が出てきてくれないかな…… (2018年2月25日 1時) (レス) id: 0d387c6cdc (このIDを非表示/違反報告)
笑々(プロフ) - 笠松力さん» 申し訳ありません、私のミスで非表示に致しておりました。こちらで表示の方にしたので、是非今後の話もご覧下さい┏○┓ご指摘誠にありがとうございましたorz (2017年12月18日 23時) (レス) id: 2e93bdeb81 (このIDを非表示/違反報告)
笠松力(プロフ) - すいません。4話は公開されてないのでしょうか？？ (2017年12月18日 23時) (レス) id: e1ac29c836 (このIDを非表示/違反報告)
莉音(プロフ) - はい！ (2017年11月4日 11時) (レス) id: 041b1bc158 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：笑々 | 作成日時：2017年8月15日 22時
