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FIGHT ２ ページ2

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JN「っはあぁぁあ！？」

YG「うるっさ」

JN「ちょっと聞いてよユンギや！」


この煩いのが北を仕切ってるなんて信じらんねぇ。


JN「妹がアルバイトするって！！」

YG「良いだろアルバイトくらい…。
もう高校１年だし普通じゃねぇの」

JN「お兄ちゃん許しません！」


毎日毎日『妹が〜、』だ。

アルバイトだってさせてやりゃあ良いのに。

「変な虫が付く！」って思ってんだろきっと。

昔っからそうだもんな。


JN「それもコンビニだって！何なの！？
百歩譲ってケーキ屋とかならいいけどコンビニ！？」

YG「何でケーキ屋、」

JN「可愛いからに決まってんでしょ」←


コイツの溺愛ぶりは半端じゃない。

確かに顔だって整ってるとは思うけど、

もう大人になる直前なんだから妹離れしろよ…。


JH「ちょっとージニヒョンー？
教室の外まで聞こえてますよー」

JN「聞いてよホソガ！」

JH「Aちゃんがアルバイトでしょ。
全部聞こえてますってば笑」

JN「あらそう…？」


誰も気付かないんだろうな。

「また妹の話だ」って笑うクラスメイトも、

「期待してるよソクジン」と頼る先生も、

家にいるであろう家族も、


こいつが北を仕切ってるリーダーだなんて。


RM「んー、疲れた。座りっぱなしはキツいな」

YG「じゃあひと暴れするか？」

RM「ははっ！冗談やめてくださいよ笑」


まぁそうだろうな。

売られた喧嘩しか俺達は買わないし。


だからこそだろう。


JN「んじゃ、帰りますかね」



コイツが強いと言われるのは。



おい聞いてるか南の連中。

俺達はお前らみたいに、

毎日喧嘩するような人間じゃない。

だからこそ力の差が見せつけられるんだよ。


JN「お腹すいたー」

YG「さっき買ってきたキンパ食ってただろうが」

JN「別腹です」

YG「はっ、」



　
統一したいんだったら、

お前らがこっちに来い。


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