ごめん、付き合ってる人いるんだ。【角名倫太郎】

25.東京 ページ26

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治「来たで！東京！！」




新幹線から降りた私たち。

東京上陸！！




初めに向かうのは旅館。

人の多い中心部から少し離れた大きな旅館。この旅館には1.2組が、宿泊予定。

男子、女子に分かれて荷物を最小限持って外で集合する。




角「よし、こっから自由行動だから俺ら4人も行こ」

『おん！』




浅草に東京スカイツリーや東京タワー、サンシャイン水族館、いろんなところを回った。




角「あ''やば、集合時間まで後5分だ。こっから電車急いでも軽く20分はかかるのに」

治「なんやそれ！？」

『え、ヤバイやん！！とりあえず急ぐで！！』

凛「ワンチャン、明日の自由行動無しになる」

治「！！それは、もっとあかん！！」




息切れしながらも旅館に向かう。




先「……」




現在、先生の前で4人で正座しています。

先生からこう、ｽﾞﾓﾓﾓﾓっていう効果音が見えます。

治くんは北さん？って人に怒られ慣れてるみたいで余裕そうな顔をしている。

それが余計に先生を怒らせたみたいで




先「だいたい、お前ら実行委員やろ。そんな奴らが遅刻なんかすんな」

「「「『ウス』」」」

先「ま、若人(わこうど)から青春とったらせんから、明日すこーし旅館の掃除を手伝ってろてから自由行動な」

治「先生のケチ…！一日中自由行動させてやぁ！」

先「遅刻した分際で何をぬかす」

『(…なんか、時代劇みたいになっとる)』

先「ほれ、ええからええから風呂入ってき、他の奴らみんな入ったで、風呂出て来たら飯な」


「「「『うぃー』」」」


『凛ー、お風呂行こー』

凛「おん、行こ行こ」

治「はぁー、もう嫌やー」

角「とりあえず風呂行こ」

治「…おん」

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