42.文化祭 ページ43
文化祭の内容を決めてから、1ヶ月。
今日は、文化祭の日。
本当は違うクラスの子とかと、一緒に回りたいところだけど、ビラを配ったり、準備も大変なので、それをすることができなかった。
侑も銀も歌、台詞ともに完璧なので問題ないだろう。
珠莉「Aちゃん!!衣装着ちゃって!」
『はぁーーい』
次の出番は私たち。
私たちの劇はとても本格的なので、1時間半の公演。前半と後半で分かれる。
ビーーーー
『行くよ!!2組!!』
最初の始まりは、小さな船。
ジーニー役の銀と1人の女性に子供。
銀が子供に歌でとある魔法の話をする。
♪アラビアンナイト
場面は移り変わり、
アラジン役の頭が出てくる。
そして私がお腹を空かせる子供に、パンを渡す。
お金を持たない私はアラジンに助けられてブレスレットを商人に渡す。
母親の塊だ。
離れたと思えば、アラジンはブレスレットを持っている。
それに気づいた商人は衛兵にアラジンとジャスミンを追いかけさせる。
♪ひと足お先に
歌い終わり、アラジンの住処に行く。
アラジンは私を王女の侍女だと思っている。
他国からの王子が来たため、私はブレスレットを無いまま、王宮へ戻る。
私は、女だから、政治を背負うことはできない。
♪スピーチレス
アラジンが王宮へ忍び込む。
コンコン
『はぁい』
侑「お茶を」
『なんで!?』
侑「ブレスレットを返しに」
侑「また明日来る。
中庭の噴水で、月が塔にかかるところで、これを返しに」
そして、侑は、ジャファーにさらわれ洞窟へ向かう。
侑はその洞窟で、ランプを見つける。だが、アブーが他のものを触り洞窟が崩れる。
ジャファーにランプだけ渡し、アラジンは落ちていった。
侑「くそっ!」
キキッ
侑「これ、ランプか?
ん?何か書いてある。汚れで見えない」
ゴシゴシ
アラジンがランプを擦った瞬間、ランプの先からジーニーが出てくる。
銀「マジで、俺の事知らない?」
侑「あぁ」
銀「サル」
♪フレンドライクミー
侑も、銀も後ろのクラスの男子達もば、キレッキレのダンスを踊る。
そして、アラジンとジーニーは洞窟を抜け出す。
侑「自分で魔法を使って自由になればいい」
銀「ははっ!傑作だ!自分で魔法を使うことはできない。ご主人様が願いを一つ使ってやらなきゃいけない」
侑「俺を王子にしてくれ」
銀「おう!いくぜぇ!」
そうして瞬く間に侑は白い衣装に変わる。
そして前半は終わる。
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Ut(プロフ) - 面白いです!いつも見てます。オチは角名がいいです! (2020年9月27日 18時) (レス) id: b32c4e10d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちーーべすな | 作成日時:2020年4月29日 23時