4.宣戦布告 ページ5
宮侑side
俺は、同じクラス隣の席の百瀬Aのことが好きである。
中学3年の時1年間付き合ってた彼女に何かの拍子にブチ切れて、そのまま喧嘩別れをした。
高校では推薦の来ていた稲荷崎高校に入った。
1年生だった間Aが稲荷崎に進学していたのすら知らなかった。
1年では、確かにAの事を引きずっていた。だが、自分で言うのもなんだが、人気者ではあった。
だから、Aの事をひと時でも忘れる事ができた。
だが、2年になりAと同じクラスになりAが稲荷崎にいる事を知った。
それからは、Aが俺の頭の片隅にいる。
そしてもう一度自覚をした。
俺は、Aのことがまだ好きなのだと。
角「侑、俺百瀬さんの事
好きになっちゃった。」
侑「…は?」
朝練が終わり、教室に2人で向かっているときに言い出した。
角「"はっ"て、侑、百瀬さんと付き合ってたんでしょ?
それに……」
"今も好きでしょ"
侑「……あぁ、好きだよ。」
角「じゃあ、宣戦布告
よろしくね」
侑「望むところや」
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Ut(プロフ) - 面白いです!いつも見てます。オチは角名がいいです! (2020年9月27日 18時) (レス) id: b32c4e10d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちーーべすな | 作成日時:2020年4月29日 23時