元彼は学校の人気者【宮侑】【角名倫太郎】 (ページ19)

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18.合宿で呼び出しページ19

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始まりました！

合宿！！！3日前から学校に寝泊りで合宿！

2週間後には東京で1週間の合宿！

いやー、楽しみですなぁ

まぁ、一つ不安な点といえば、畑ですね。はい。

畑「Aちゃぁん！仕事、よろしくねー」

『うぃー』

まぁ、この先輩の良いところは殴ったり癇癪を起こさない所だ。

自分がお姫様として扱われてれば良いわけ。でも、部員に媚び売ってばかりで迷惑はかけられないから、この合宿で潰します。

そろそろ、ボイレコも溜まってきたし、倫太郎が色々集めてるらしいから、あっさり終わると思う。

『にしても、暑いなー』

夏休みの体育館、熱が篭ってとても暑苦しい。案外スポドリ作る時が一番涼しい。

侑「それなぁー」

ﾋﾞｸｩ『侑！？びっくりしたぁ！？やめてよ！後ろから！』

侑「おぉ、すまんすまん。ここ涼しいなぁー」

『ここ、風通りいいし水使ってるしね』

侑「(にしても、ポニテでうなじが見えとって、汗が流れるのは、なかなかそそるな)」

『あ、侑？何？じろじろ見て？』

侑「んぁ！？なんも無い、なんも無い！！(あかんガン見し過ぎた)」

『そお？てか、なんでここいるの？まだ、休憩先でしょ、戻らなよ』

侑「うーっす、失礼しまーす」

そう言って、侑は去っていった。

「………………」

今日の練習が終わり、夕食。

マネが作るけど、選手のお母さんたちなどにも日毎に担当してもらい手伝ってもらう。

畑「Aちゃん…あとで、第二体育館きて」

『あ、はい』

最後に「？」は無いの？肯定ですか？

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畑「Aちゃんさぁ、調子乗らないでくれる？

私は、バレー部のお姫様なのよ？」

『はぁ』

畑「今日、練習中、侑君と話してたでしょ？

それに、毎日侑君、治くん、角名君、銀島君と帰ってるでしょ？

それも、気に喰わないのよね

でも、カッターキャーは嫌だから、」

ﾄﾞﾝｯ

しまった！

手押し相撲のように肩を押され、体育倉庫に入ってしまった。

畑「ここにいて？」

ｶﾞﾗｶﾞﾗ

畑「じゃあn ﾀﾞﾝｯ …えっ？」

閉めようとしていた扉を誰かが押さえてまた開ける。

侑/治「「何しとん？自分」」

角「何してるんですか？先輩」

銀「説明してください。畑先輩」

ほぼ同時に四人が話す。

体育館の外からは、他の部員の足音もする。

『おっそいわ』

侑「助けれたんやから、ええやん」

「「「「『潰しましょ』」」」」ﾆﾔｯ

5人の言葉と表情が重なる。